「Raspberry Pi」を理想の仮想デスクトップ端末に、そのサイズを超えたメリットとはChromebookでの利用も広がるVDI(1/2 ページ)

VDIで使用されることが多い安価なクライアント端末のメリットは、コスト削減にとどまらない。「Raspberry Pi」のような端末では、セキュリティも強化でき、エンドポイント管理が容易になる。

2016年05月19日 07時00分 公開
[Brien PoseyTechTarget]
「Raspberry Pi 2」(出典:英Raspberry Pi Foundationのブログ)《クリックで拡大》

 仮想デスクトップインフラ(VDI)を使うメリットの1つは、「Raspberry Pi」「Google Chromebook」のような安価なシンクライアントでさえも、従来型のPCに比べて安全性や管理性が向上する点にある。

 VDI用のクライアント端末には、例えばファットクライアントやタブレットなど多数の選択肢があり、それぞれにメリット/デメリットがある。だが多くの組織では、シンクライアントやゼロクライアントといった低価格のクライアント端末でVDI導入を実現しているといえる。

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