モバイルデバイスの業務利用が広がる中、「iOS 10」はその充実したセキュリティ機能で、こうした動きを後押しする。どのような機能があるのか、詳しく見ていこう。
Apple「iOS」のセキュリティ機能が進化を続ける一方、インターネットとモバイルの脅威も急速に進化している。同社は「iOS 10」に新しいセキュリティ機能が導入した一方で、新たな脅威をもたらす可能性のある新機能も追加した。ユーザーデータを保護するためには、現状のプライバシー設定を再確認し、何を管理すべきかを認識することが重要だ。
iOSは、パスコードに数字だけでなく英字と数字の組み合わせも使用できる。「iPhone 5s」の登場以降は、指紋認証機能「Touch ID」も追加された。また自動ロック機能は、無操作状態になってから指定の時間が経過すると自動的にデバイスをロックする。「iOS 9」以降、この機能に設定できる最短時間間隔は1分から30秒へ引き下げられた。
位置情報の利用を要求するアプリの一覧も表示でき、利用を許可するかどうかをアプリ単位で設定可能だ。これによってIT担当者は、より綿密にデータ共有を管理できる。またプライバシーの設定項目にある「広告」ボタンでは追跡型広告を制限でき、エンドユーザーの検索データの保護を強化できる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
2024年に視聴者が検索したテレビCM 2位は中国のあのEVメーカー、1位は?
2024年にテレビCMを通して視聴者が気になりWeb検索したものは何だったのか。ノバセルが発...
Googleの広告収益成長が鈍化、中国のアレが原因?
YouTubeなどのプラットフォームの成長率は、米国の選挙関連支出の急増にもかかわらず低迷...
OutbrainがTeads買収を完了、新生Teadsとして広告プラットフォームを統合へ
新会社はブランド広告とパフォーマンス広告の両方を最適化し、広告主により良い成果を提...