教育市場を主なターゲットとして誕生した「Windows 10 S」。その搭載デバイスは、既に教育機関からの支持を得ている「Chromebook」の有力な対抗馬になり得るのか。
教育機関向けライセンスの提供に加え、学生のプログラミングや教員のIT活用に関するコンテストを開催するなど、古くから教育市場に関与してきたMicrosoft。そんな同社が、教育機関向け製品として新たに投入したのが「Windows 10 S」だ。
同社のOS「Windows 10」の簡略版という位置付けのWindows 10 Sは、エンドユーザーが利用できるアプリケーションを限定してセキュリティや管理性を高め、かつ価格を抑えた。専任管理者がいないことが一般的で、かつ大量のデバイスを調達する必要がある教育機関の事情を踏まえたOSだ。
実は同様のコンセプトで、特に米国の教育市場で支持を集めるライバル製品がある。GoogleのクライアントOS「Chrome OS」を搭載した「Chromebook」がそれだ。調査会社Futuresource Consultingが2016年に実施したK-12(幼稚園から高等学校まで)のOSシェア調査によると、世界ではWindowsが65%と圧倒的だが、米国ではChrome OSが58%と過半数を占めた。
Windows 10 Sは、教育市場においてChromebookを置き換える選択肢となり得るのか。TechTargetジャパンの関連記事をまとめた本資料で検証する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
中国政府がTikTok売却先としてイーロン・マスク氏に白羽の矢? うわさの真相は……
米国で禁止か売却か――。判断が迫られるTikTokに驚きの選択肢が浮上した。売却先の一つ...
集客装置としての「イカゲーム」(無料eBook)
残酷なシーンが多いことで知られる作品なのに世界のブランドはなぜタイアップしたがるの...
2025年の広告・マーケティング予算、「増加」企業の割合は?
コムエクスポジアム・ジャパンが企業のマーケティング活動における予算や主要な関心事を...