モバイルデバイスの業務利用が一般的になってきた。iPhoneを好むデバイス管理者は少なくないが、どんな視点で評価しているのか。「この機能を捨ててまで他に移りたくない」とまで言わせるiPhoneの機能とは何だろうか。
iOSかAndroidか。2大モバイルOSの議論は尽きないが、どちらも業務利用に十分耐え得る性能や機能を有していることは間違いない。今回はiOS、つまりiPhoneとiPadに注目してみる。
モバイルデバイスを導入する際にデバイス管理者がまず気になるのは「準備のしやすさ」だ。ユーザーごとにデバイスを用意し、初期設定を実施する。入社者向けの新規分もあれば、破損や紛失など既存ユーザー向けの作業もある。1つ1つの作業は小さいかもしれないが、確実に担当者の時間を奪っていく。
次に気になるのはユーザーから見た「使い勝手」だ。仮に管理が楽なデバイスであっても使いづらい端末ではユーザーが使ってくれない。あくまでもユーザーが使いやすく、拡張性のある端末が求められる。
管理者はこれらの課題をどう解決すべきか。本稿では分かりやすく解説する。デバイスの選定、あるいは日々の業務改善に役立ててほしい。
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