Windows Updateの問題はWindows 10においても変わらず続いている。MicrosoftはAI(人工知能)を活用することでトラブル削減を狙っているようだ。
Microsoftの「Windows ブログ」に掲載された2018年6月14日付の記事は注目すべきものだった。執筆者は同社でWindowsのサービスと配信を担当するプログラム管理ディレクター、ジョン・ケーブル氏だ。この記事によると、同社ではアップデートやアップグレードの適用対象端末をテレメトリー(遠隔地データを収集)で判別しているという。
ケーブル氏はこの記事で「私たちのAIを使った取り組みでは、フィードバックデータを使ってアップデートに適した端末を迅速に選別し、そのような端末に早期に2018年4月のアップデート(April 2018 Update)を提供する。信頼性の高いアップデートを目標にしており、安全かつ高速な配信をする」と述べる。これは、AIによるWindows 10アップデートの配信強化を指している。
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