2018年09月28日 05時00分 公開
特集/連載

拡大するモバイル医療アプリ、病院ではどのように使われているのか24時間診療を受けることも可能に

モバイル医療アプリを活用して遠隔診療を提供する流れは定着しつつあり、専門家は今後も拡大し続けると予測する。病院だけでなく、ドラックストアチェーンなどの参入も進んでいる。

[Makenzie Holland,TechTarget]
photo

 医療機関によるモバイル活用が進んでいる。既製のモバイル医療アプリもあれば、医療機関が独自に開発するアプリもある。患者はスマートフォンなどの端末でこうしたアプリを使い診察の予約とその確認、治療履歴や処方箋の表示、医師との直接ビデオ通話などができる。

 Frost & Sullivanの主席アナリスト、ビクター・カムレック氏は、モバイル医療アプリには患者の健康状態の改善や、再入院率の低減、慢性疾患の自己管理支援などさまざまな可能性があると語る。2017年にモバイル医療アプリ「MedNow」を開発した米国ミシガン州の医療関連団体Spectrum Healthは、このアプリを患者に提供することで医療費と救急受診数を削減できたという。

 米国ボストンの病院・医師団体Partners HealthCareでコネクテッド医療担当バイスプレジデントを務めるジョセフ・クビダー氏は、モバイル医療アプリによって医療の利用はかつてないほど簡単かつ便利になったという。

 患者が簡単で便利なモバイルアクセスを求めている以上、モバイル医療アプリ利用の拡大傾向は続くと同氏は予想する。「消費者が料理の宅配やUberを使った移動手段を利用できるのと同じように、患者もモバイルデバイスで医師とつながることを望んでいる」(クビダー氏)

モバイル医療アプリの台頭

ITmedia マーケティング新着記事

news030.jpg

コンテンツSEOでやらかしてしまいがちな3つの勘違い
ITmedia マーケティングで2021年3月に連載して多くの反響をいただいた「勘違いだらけのEC...

news158.jpg

「リベンジ消費」は限定的、コロナ禍以前の状態に完全に戻ると考える人はわずか25%――野村総合研究所調査
コロナ禍が収束した場合の生活者の消費価値観や生活行動はどうなるのか。野村総合研究所...

news176.jpg

Teslaが成長率1位、LVMHグループ5ブランドがランクイン 「Best Global Brands 2021」
毎年恒例の世界のブランド価値評価ランキング。首位のAppleから10位のDisneyまでは前年と...