2019年10月02日 08時00分 公開
特集/連載

用途はセキュリティだけではないログデータ&ログ管理ツール活用のススメ

セキュリティ対策の手段としてログの活用が重要であることは言うまでもない。だが、ログの用途はセキュリティ対策だけではない。優れたツールを使って、ログをさらに活用すべきだ。

[Stuart Burns,Computer Weekly]

 企業が利用するアプリケーションの大半は、何らかの形式でログを生成する。そのログにはエラーや警告メッセージが含まれることもあれば、他のイベントに関するレポートをもたらすこともある。ログは、物事の実行に関する何らかの洞察をIT管理者に提供する。

 トラブルシューティングの点で考えると、各システムから入手した詳細情報を解釈できれば、ささいな問題が深刻な問題へと発展する前に確実に対処できるようになる。

 ただし、ログの管理・監視ツールが明らかにするのは、何か問題が起きたことだけではない。こうしたツールが企業のセキュリティ体制の強化に役立つことは、ドキュメントにもしっかりと記載されている。

 収集したデータを活用することで、個別の問題を明らかにするだけでなくデータから幅広い知識を身に付け、インフラが直面する恐れのある全ての課題の全体像を構築することもできる。

 法規制の点から、ログツールが推奨ではなく必須となる企業もある。例えば米国の一般企業は財務と監査関連の一連の規制であるサーベンス・オクスリー法(SOX法)に従う必要がある。同法は内部関係者による脅威を防ぐため、重要なパラメーターをログに記録してレビューすることを求めている。

 権限を昇格させて実行するコマンドなどを監視する目的でもログツールが利用されている。ログを適切なツールと組み合わせることができれば、疑わしい動作や異常な動作を明らかにするのに大きな威力を発揮する。

準備に失敗するか、失敗に備えるか

 ログ管理サーバを適切に構成して使うことにもメリットがある。




続きを読むには、[続きを読む]ボタンを押して
会員登録あるいはログインしてください。






ITmedia マーケティング新着記事

news108.jpg

外出自粛でテレビ視聴時間の伸び率が最も大きいのは20〜24歳――スイッチ・メディア・ラボ調査
新型コロナウイルス感染拡大による生活の変化はテレビの視聴時間にどう影響したのでしょ...

news007.jpg

データに基づく意思決定ができる企業の組織と文化
アナリティクスとデータ活用の将来を左右する主要トレンドを分析したTableau Softwareの...

news149.jpg

コロナ禍の生活自由度、普段の暮らしを100点とすると54.3点――博報堂生活総合研究所調査
「第1回 新型コロナウイルスに関する生活者調査」(2020年4月)の結果です。