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VMware、NutanixのラマスワミCEOを契約違反で提訴 双方の言い分は?
NutanixのラマスワミCEOを契約に違反で提訴したVMware。NutanixとVMware、両社の言い分とは。
VMwareは2020年12月28日(現地時間、以下同じ)、同社の元最高執行責任者(COO)でNutanixの現最高経営責任者(CEO)であるラジブ・ラマスワミ氏を相手取る訴訟を起こしたと発表した 。カリフォルニア州サンタクララ郡の上級裁判所で法的手続きを開始した。
双方の言い分は?
法廷にVMwareとNutanixの係争が持ち込まれた。VMwareはNutanixを被告として指名しなかったが、ラマスワミ氏を「VMwareと締結した契約の重大かつ継続的な違反」で起訴した。
Nutanixは退職した創設者のディラージ・パンディ氏の後任を3カ月間探した後、2020年12月9日にラマスワミ氏をCEOとして採用したと発表した。同氏は2016年からVMwareに在籍し、直近では製品とクラウドサービス担当のCOOを務めていた。
この訴訟について、VMwareは次のような声明を発表した。
ラジブ・ラマスワミ氏はVMwareに対する信託および契約上の義務を履行しなかった。当社を辞める前の少なくとも2カ月間、ラマスワミ氏はVMwareの主要な戦略的ビジョンと方向性を形作る上級管理職としての仕事に携わっていた。その間にNutanixのCEOに就任する目的で、当社のCEOやCFO(訳注:最高財務責任者)、取締役会の全員と秘密裏に会っていたのは明らかだ。彼はVMwareを離れてわずか2日後にCEOとしてNutanixに加わった
声明でVMwareは、ラマスワミ氏の判断は不適切であり、Nutanixとの交渉はVMwareに開示すべき利益相反だと説明し、次のように続けた。
VMwareは全ての従業員が会社へのコミットメントを尊重することを期待しており、執行役員はさらに高い基準で行動すべきだ。VMwareはロードマップと研究開発に数十億ドルを費やして、顧客に市場の革新をもたらし、ブランドとその背後にある技術革新、そして顧客にもたらす価値の保護に取り組んでいる
VMwareは、ラマスワミ氏とNutanixに連絡して「訴訟なしにこの問題を解決する」ことを試みたがうまくいかず、訴訟に踏み切ったという。VMwareは訴訟の目的を明らかにしていない。
Nutanixは、VMwareがラマスワミ氏にCEOでの役割を制限するよう要求し、VMwareから従業員を雇用しないことに同意したと主張している。Nutanixは2020年12月29日に発表した声明の中で次のように述べた。
Nutanixとラマスワミ氏は、同氏が機密情報を取得または悪用しない義務に同意することをVMwareに保証した。これを履行する限りVMwareの係争の論点はないはずだ。にもかかわらずVMwareは、ラマスワミ氏に違法な競業避止義務と同等の方法で職務の通常の履行を制限すること、そしてNutanixがVMwareから人材を雇用しないことに同意するよう要請している。連邦反トラスト法に違反すると考えている
声明でNutanixは、ラマスワミ氏がCEOに就任する機会をVMwareが否定しようとしたとして非難した。
VMwareの訴訟は、新しい採用面接を不法にすることを目的としている。VMwareの見当違いの行動は、幹部の中で高く評価され尊敬されているメンバーを失ったことへの対応と見なしている。(中略)ラマスワミ氏はVMwareでの在職期間を誇りに思っており、VMwareチームメンバーに多くの友人がいる。VMwareの経営陣が上場企業のCEOになる機会を求めたという理由だけで彼を訴訟するのは遺憾だ。VMwareの行動は競合他社を傷つける根拠のない試みにすぎず、当社はこの問題を法廷で積極的に擁護するつもりだ
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