「RPA」製品によってビジネスプロセスの大部分を自動化すると、どこかで必ず「意思決定の自動化」という難所にぶつかる。「AI」システムはこの壁を突破する鍵になる。ただしその効果を引き出すのは容易ではない。
「RPA」(ロボティックプロセスオートメーション)と「AI」(人工知能)技術をそれぞれ単独で導入しても、企業はさまざまなメリットを得ることができる。両者を連携させると、さらに大きな価値が得られる――と専門家は口をそろえる。RPAの特性を整理した前編「いまさら聞けない『RPA』の基礎 何ができ、何ができないのか」に続き、中編となる本稿はAI技術の特性と役割を考察する。
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