2021年05月26日 08時00分 公開
特集/連載

コンテナ&マイクロサービスが常に優れているわけではないコンテナの誇大広告を斬る

レガシーシステムをコンテナでマイクロサービス化することがトレンドの一つになっているが、それが常に最良の方法というわけではない。企業はコンテナとどう向き合うべきなのか?

[Adrian Bridgwater,Computer Weekly]
iStock.com/selimcan

 本稿は、データレイクプロバイダーDatabricksの製品担当シニアバイスプレジデントであるデービッド・マイヤー氏へのインタビュー記事だ。

Computer Weekly(以下CW):コンテナの設計、開発、デプロイ、メンテナンスについて企業が考えるべきことは何でしょうか。

デービッド・マイヤー氏(以下DM):あらゆる企業は、全体的な成果に注目する必要がある。目標を把握したら、マイクロサービスがモノリシックアーキテクチャよりも優れているかどうかを判断する。あるタスクを多くのマシンにスケールアウトする必要があるなら、それをコンテナに配置することになる。だがコンテナにまつわる誇大広告に惑わされてはいけない。

 マイクロサービスはモノリシックアーキテクチャよりも優れていると考えられる傾向がある。その考えは必ずしも正しいとは限らない。全ては目標によって異なる。ソフトウェアとは複雑なものだ。コンテナを利用するからといってシステム設計がシンプルになるわけではない。システムをコンテナにラップすることを選ぶなら、メリットがデメリットを上回ることを確認しなければならない。

CW:API接続をサポートしないレガシーシステムにコンテナを適合させるのは容易ではないという意見もあります。コンテナのエコシステムはAPIが中心になっていると思いますが、APIをサポートしていないレガシーシステムにコンテナを接続するのはいつも難しいというのは正しいですか。

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