2023年04月19日 10時00分 公開
特集/連載

クラウドをやめる「脱クラウド」を決めたら“真っ先にやること”はこれだ「脱クラウド」8つのステップ【第2回】

アプリケーションをクラウドサービスからオンプレミスインフラに戻す「脱クラウド」には、具体的にはどのような作業が必要になるのか。最初にやるべきことを説明する。

[Chris TozziTechTarget]

 インフラ管理で可視性の低さが課題となったり、コストが予想外に増大したりした場合は、アプリケーションのインフラをクラウドサービスからオンプレミスインフラに戻す「脱クラウド」を検討する価値がある。脱クラウドを決定して“オンプレミス回帰”を実現するには、どのような作業が必要なのか。脱クラウドの工程を8つのステップに分けて説明する。

1.「インフラ」と「予算」を確保する

 アプリケーションの脱クラウドをするにはまず、移行先のオンプレミスインフラを用意しなければならない。具体的には、

  • ネットワークの増設
  • 新しいインフラ管理ツールやセキュリティツールへの投資
  • スタッフの追加

が必要になる可能性がある。

 脱クラウドに踏み切るときは、アプリケーションをオンプレミスインフラに戻した後、継続して運用できるだけの十分な予算を確保できるかどうかを確認する。適切な予算がなければ、オンプレミスインフラで期待通りにアプリケーションが動作しなくなり、再度クラウドサービスに戻さなければならないリスクがある。

2.「人」を確保する

 必要に応じて、オンプレミスインフラやアプリケーション管理の担当チームを再編成し、移行プロジェクトを主導するエンジニアを指名する。過去のクラウドサービスへのアプリケーション移行時に、オンプレミスインフラ管理チームの人員を削減したり、チームを廃止したりしていた場合は、オンプレミスインフラやアプリケーションを管理するための担当者を確保した方がよい。オンプレミスインフラへの移行の過程で、移行後のインフラの拡張やアプリケーションの管理に備えておくことが重要だ。


 第3回は、脱クラウドの3つ目のステップである「バックアップ」を詳しく説明する。

TechTarget発 世界のインサイト&ベストプラクティス

米国TechTargetの豊富な記事の中から、さまざまな業種や職種に関する動向やビジネスノウハウなどを厳選してお届けします。

ITmedia マーケティング新着記事

news041.jpg

2024年の広告業界大予測(無料eBook)
Forrester Researchは2024年を「大手メディアが活気を取り戻す瞬間」としています。マー...

news067.jpg

Xにおける「バレンタイン」を含む言及数は過去4年間で最多だがUGC数は最少 どういうこと?
ホットリンクは、X(旧Twitter)に投稿されたバレンタインに関するUGCについて調査しまし...