Confluenceだけじゃない「情報共有」も「ナレッジ生成」もできるツール3選ナレッジマネジメントの基本と主要ツール【中編】

従業員が積み重ねてきた知見や情報を全社で共有し、業務に活用する「ナレッジマネジメント」を実践するには、ツールを有効に活用することが欠かせない。代表的なツールを3つ紹介する。

2024年03月26日 05時00分 公開
[George LawtonTechTarget]

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 従業員が業務の中で得た知見(ナレッジ)やデータを組織全体で資産として共有し、業務に生かすのが「ナレッジマネジメント」だ。ナレッジを管理したり、情報を探しやすくしたりするには、ナレッジマネジメントツールの機能を有効に活用することが欠かせない。主要なナレッジマネジメントツールを3つ紹介する。

1.Bloomfire

 Bloomfireの「Bloomfire」は、以下のようなサードパーティーベンダーが提供する業務アプリケーションと連携できる。

  • Slack Technologiesのビジネスチャットツール「Slack」
  • SalesforceのCRM(顧客関係管理)ツール「Salesforce」
  • Zendesk のCRM(顧客関係管理)ツール「Zendesk」
  • Microsoftのユニファイドコミュニケーション(UC)システム「Microsoft Teams」

 金融機関や生命保険会社、製造業や教育機関といったさまざまな業界での活用が可能なことも特徴だ。

 Bloomfireを理解するためのキーワードが「コレクティブインテリジェンス」(集合知)だ。同製品では人工知能(AI)機能がナレッジの検索や作成を支援するため、ナレッジを集合知として蓄積しやすい。

2.Confluence

 Atlassianの「Confluence」は、ナレッジマネジメントツールとして情報の共有やナレッジの作成を支援する。プロジェクトマネジメント用のテンプレートや機能を搭載していることが特徴の一つだ。Atlassianが提供する以下のツールと連携させることもできる。

  • アジャイル型開発(小規模な変更を短期間のうちに繰り返す開発手法)向けプロジェクトマネジメントツール「Jira Software」
  • タスク管理ツール「Trello」
  • チーム単位の業務支援ツール「Atlas」

 サードパーティーベンダーが提供する業務アプリケーションと連携することも可能だ。Confluenceは、ナレッジマネジメントとプロジェクトマネジメントの情報を一つのツールに集約させたい企業に向いている。

3.Guru

 Guru Technologiesの「Guru」は、AI機能を搭載していることが特徴だ。例えば以下の機能を利用できる。

  • 質問に対する回答の生成
  • ナレッジの更新
    • 従業員が入力した質問の内容や、回答が存在しない質問に関する情報を管理者に提供する。管理者は情報を追加したり更新したりすることでナレッジを最新の状態に保つことが可能だ。
  • 文章の作成や翻訳

 アプリケーションやファイル、チャットメッセージに基づいたナレッジを全社で共有できるイントラネットや、顧客応対用のナレッジベースも利用できる。Webブラウザの拡張機能として利用できるため、質問やコンテンツを追加するために別のアプリケーションを開く必要がない。


 後編は、知識の共有とコラボレーションに焦点を当てた最新のナレッジマネジメントツールを紹介する。

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