2007年07月04日 05時00分 UPDATE
特集/連載

Columnモバイルデータサービスはどれを選ぶべきか?

モバイルデータサービスの評価と選択は、非常に困難な作業になる場合もある。本稿では、モバイルデータサービス(GSM、CDMA、WiMAX)を評価するに当たって考慮すべき主要な要素をチェックリスト形式で示す。

[Paul DeBeasi,TechTarget]

難解な略語

 モバイル事業者は、自社の技術をわざと分かりにくく表現しているのではないだろうか――そんな疑問を抱いたことはないだろうか。早い話、なぜEV-DO(Evolution-Data Optimized)やHSDPA(High Speed Downlink Packet Access)といった名前を技術に付けなければならないのか、ということだ。少なくとも、Mobile WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)はWi-Fiを連想させてくれるが、残念ながらMobile WiMAXはまだ利用可能となっていない。名前が分かりにくいだけではまだ足りないのか、技術の進歩は、EV-DO Rev AやHSUPA(High Speed Uplink Packet Access)といった同じように難解な新しい名前を次々と生み出している。

主要技術の系列

 モバイルデータサービスは、狭帯域音声サービスの「おまけ」から、メインストリームの広帯域サービスへと進化したものである。モバイルワイヤレス技術は数多く存在するが、米国で今日導入されている主要技術の系列は2つだけであり、3番目の技術がもうすぐ登場しようとしている(図参照)。

mobile 主要なモバイルデータサービス

GSM系列

 全世界で約25億人のサービス加入者がGSM(Global System for Mobile Communications)系列の技術を利用している(訳注:ただし日本では採用されていない)。米国の主要なGSM事業者は、AT&T(元Cingular Wireless)とT-Mobileである。

CDMA系列

 全世界で5億人以上の加入者がCDMA(Code Division Multiple Access)系列の技術を利用している。米国の主要なCDMA事業者は、Verizon WirelessとSprintである(訳注:日本の携帯電話事業者が採用している)。

WiMAX

 米国ではMobile WiMAXサービスはまだ利用可能になっていないが、SprintとClearwireがまもなく提供する見込みだ。この技術はIEEE 802.16e標準をベースとしており、CDMAおよびGSMよりも優れたスループットと通信距離を提供する。

総合的に判断する

この記事が気に入ったらTechTargetジャパンに「いいね!」しよう

この記事を読んだ人にお薦めのホワイトペーパー

この記事を読んだ人にお薦めの関連記事

Loading

注目テーマ

ITmedia マーケティング新着記事

news021.jpg

プレイド、「KARTE」を活用したデジタルマーケティング支援強化でNRIデジタルと提携
プレイドは、NRIデジタルと提携し、Web接客プラットフォーム「KARTE」を活用した企業のデ...

news013.png

モバイル動画広告プラットフォーム「VidSpot」が「Adfurikun Premium Ads」とRTB接続を開始
ユナイテッドは、動画広告プラットフォーム「VidSpot」において、ADFULLYの「Adfurikun P...

news062.jpg

楽天会員9000万人のビッグデータとテレビ視聴データがひも付くと何が起こるのか
楽天と電通は「楽天データマーケティング」の設立を発表した。楽天のビッグデータと電通...