2008年08月22日 08時00分 UPDATE
特集/連載

Oracle VMの実像に迫る!【後編】運用・管理面から見るOracle VMの「実用度」

Oracle VMの仕様やアーキテクチャが理解できても、本当に使えるかどうかは評価してみないと分からない。今回はセットアップや機能・性能面など、実際にOracle VMを動かす際のポイントを解説する。

[伴野泰弘,NECネクサソリューションズ]

 前編「Oracleの仮想化戦略を担うOracle VM、そのアーキテクチャとは?」では、Oracle VMの概要とアーキテクチャ、ライセンス体系などについて解説した。今回は、Oracle VMのセットアップと実際の機能、および簡単な性能面について説明する。

Oracle VMのセットアップ

 Oracle VMのセットアップは、基本的にはインストールガイドを参照することで問題なく行えるはずだ。従ってここでは詳細は割愛し、幾つかのポイントのみを挙げる。

Oracle VM Serverのセットアップ

 Oracle VM ServerのインストールCDをCD-ROMドライブにセットしてインストーラを起動する。後は基本的にインストーラの指示通り進めていけば、問題なくインストールが完了する。

 ただし、各メーカーのサーバ独自の管理パーティションなどがある場合には、パーティション選択のところで“Use free space in selected drives and create default layout”を選択する必要がある。

 また、パーティションタイプとしてocfs2(Oracle Cluster File System 2)を選択できるのも特徴的な点の1つである(画面1)

photo 画面1 パーティションの確認画面《クリックで拡大》

Oracle VM Managerのセットアップ

インストール前の準備

 Oracle VM Manager自体のインストール作業を行う前に、まずはOS(Linux)をマシンにインストールしておく必要がある。また、「Oracle VM Manager Installation Guide」の「Troubleshooting」の項目には、インストール時に起きる可能性のあるトラブルについて記載されている。事前に目を通しておくといいだろう。

ovm-consoleプラグインについて

 Oracle VM Managerでは、仮想マシン(VM)のコンソールを表示するのにTightVNCが使われている。Linuxマシン上のMozilla FirefoxからOracle VM Managerにアクセスしてコンソールを表示するには、Firefox用のプラグイン(ovm-console)をそのマシンにインストールする必要がある。

 ovm-consoleプラグインはOracleからRPMパッケージとして提供されており、http://oss.oracle.com/oraclevm/manager/RPMSからダウンロードすることができる。CPU種別に応じた以下2種類のRPMパッケージがあるので、インストールするマシンに適切な方を選んでダウンロードする。

使用可能なovm-console RPMパッケージ
CPU RPMパッケージ
i386 ovm-console-1.0.0-2.i386.rpm
x86_64 ovm-console-1.0.0-2.x86_64.rpm

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