オラクルやIBMの検証施設において、3社の技術者が共同で「Oracle VM」とサーバ/ストレージを組み合わせた最適構成を検証する。
日本アイ・ビー・エム、日本オラクル、アシストの3社は7月10日、オラクルのサーバ仮想化製品「Oracle VM」を活用した仮想化ソリューションおよびITインフラ領域において協業することを発表した。日本オラクルおよび日本アイ・ビー・エムは自社製品・ソリューションを提供し、アシストは導入・構築や保守・運用支援サービスを提供する。
今回の3社協業の具体的な内容としては、日本オラクルと日本アイ・ビー・エムの検証施設「Oracle GRID Center」および共同技術センター「IBMオラクルコンピテンシー・センター」において、3社の技術者が共同でOracle VMとIBMのサーバ製品「IBM System x」「IBM BladeCenter」やストレージ製品「IBM System Storage」を組み合わせた機能検証や推奨構成の作成を実施する。3社は既に技術検証チームを発足しており、事前検証済みの最適構成および最適構成における運用・構築手法の作成に着手している。検証を実施する予定のモデルは「IBM System x3850 M2」「IBM System x3650」「IBM BladeCenter HS21」など。
また同日、3社はオラクル製品とIBM製品を活用した仮想化技術およびITインフラ導入の普及・促進を目的としたコンソーシアム「アシスト・IBM・オラクル仮想化アライアンス」を設立。まずはアシストを事務局として設立し、年内50社程度に参加企業を拡大していく予定だ。
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