2009年01月14日 09時00分 UPDATE
ニュース

NEWSシマンテック、操作性を大幅に向上させたEnterprise Vault新バージョン

シマンテックはメールアーカイバの最新版をリリース。目的別のライセンス体系にすることで、ユーザーが必要な機能のみを利用できるようにし、導入しやすくした。

[堀見 誠司,TechTargetジャパン]

 シマンテックはメールアーカイブソフトウェアの最新版「Symantec Enterprise Vault 8.0」(以下、Enterprise Vault)を発表した。ストレージの最適化機能やユーザビリティを向上したほか、製品をメールボックスの保存、e-Discovery(電子情報開示要求)といったソリューション本位のライセンス体系に変更したのが特徴だ。価格はユーザー1000人規模で約660万円。製品は2008年12月26日より出荷開始済み。

 Enterprise Vaultは法令に準じた情報保全を支援するソフトウェアベースのメールアーカイバ。Microsoft Exchange ServerLotus Dominoのメッセージング情報(PST/NSF)、ファイルサーバ、SharePoint Portal Serverの文書データを自動的にWORM(Write Once Read Many)対応のストレージ装置などにアーカイブし、高度なデータ検索・抽出機能を提供することで監査時の証跡管理を容易にできる。

画像 Enterprise Vaultの各インタフェース。アクティブなデータとアーカイブされたデータがフラットに表示されている《クリックで拡大》

 新バージョンでは、ストレージ容量の最適化や操作性の改善などを図った。これまでメールボックス、ファイルシステムなど個別にアーカイブデータの最適化を行っていたが、各プラットフォームで共通したデータ重複排除処理を行うことでストレージ使用量をさらに抑えた。また、データ構造を動的に追跡する機能をサポートすることでWindowsエクスプローラやMicrosoft Office Outlookからアクティブなデータとアーカイブデータを常にシームレスに閲覧できるようになり、アーカイブデータの一部をPCのローカル環境にキャッシュするオフラインアクセスも可能になった。ウィザード形式での設定やダッシュボードインタフェースによる管理作業の実行をサポートし、管理運用面でも機能強化している。

 そのほか、電子開示や監査に最適なプロセス管理オプション機能「Discovery Accelerator」と「Compliance Accelerator」も併せてバージョンアップ、インタフェースの改善などでより迅速な情報検索ができるようになった。

画像 従来のブラウザインタフェースからリッチクライアントに変更された「Discovery Accelerator」《クリックで拡大》

 シマンテックは新バージョンのリリースに合わせ、オプションを含めた機能別の製品ライセンスをソリューションごとにまとめた4つのライセンスパックを提供する。具体的には「メールアーカイブ」「e-Discovery」「ファイルアーカイブ」「SharePointアーカイブ」の4つの目的に合わせてライセンス構成を組み、例えばe-Discovery対策用にはExchange Server/Lotus Dominoメールジャーナル機能およびDiscovery Accelerator、Compliance Acceleratorの各ライセンスを利用できるようにした。

関連ホワイトペーパー

Symantec(シマンテック) | Exchange | Notes


ITmedia マーケティング新着記事

news125.jpg

Instagram「ショッピング機能」、動画対応など3つのアップデート
Instagramは、「ショッピング機能」における3つのアップデートを発表した。

news033.jpg

メルカリでの平均取引価格から算出した宅内の不要品の価値は推計37兆円――みんなのかくれ資産調査委員会調べ
金融、不動産に続く第3の資産、みなさんのご自宅にも眠っているのではないでしょうか。

news143.jpg

マーケターが「知らない」では済まない炎上対策、プロのネットウォッチャーが語る
ネットウォッチャーとして知られるおおつねまさふみ氏が、WOM(口コミ)マーケティングの...