東芝ソリューション、現場の見える化システムを新日本空調に納入NEWS

東芝ソリューションは、ナレッジマネジメント支援ソフト「KnowledgeMeisterシリーズ」に現場が抱える問題や蓄積技術を他部門にまたがり共有・活用できる新機能を追加。2月から本格運用を開始した。

2010年02月04日 09時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 東芝ソリューションは2月3日、ナレッジマネジメント支援ソフト「KnowledgeMeisterシリーズ」に全職員がアクセス可能な情報共有システムを追加したと発表した。既に新日本空調で採用され、2月から本格運用を開始している。

 新システムの名称は「現場の見える化」。東芝ソリューションでは、KnowledgeMeisterの持つ検索文書管理機能やコミュニティー機能(KnowledgeMeister Succeed)を利用し、現場が抱える問題や蓄積技術を他部門にまたがり共有・活用できる3機能「知恵袋/技術の広場/現場問題」を構築した。

 知恵袋では、過去資産である知識・ノウハウの集約・周知ができ、技術資料、施工要領書のほか、会議関連資料、プレゼン資料などの検索・ダウンロードが可能。技術の広場では、コミュニティー形式で解決したい問題の提示やアドバイスを自由に書き込みできる。そして現場問題では、プロジェクトやテーマごとに問題発生や問題解決のプロセスを把握できる。

画像 現場の見える化システムの概要

 なお、新日本空調では、同システムの活用範囲を営業部門や管理部門へと拡大する予定だという。東芝ソリューションでは、継続して新日本空調に文書の品質向上技術や対話型文書分類技術・文書関連性抽出技術などの機能を供給。システムの利用向上を支援するとともに、KnowledgeMeisterの拡販を進めていくとしている。

ITmedia マーケティング新着記事

news193.jpg

IASがブランドセーフティーの計測を拡張 誤報に関するレポートを追加
IASは、ブランドセーフティーと適合性の計測ソリューションを拡張し、誤報とともに広告が...

news047.png

【Googleが公式見解を発表】中古ドメインを絶対に使ってはいけない理由とは?
Googleが中古ドメインの不正利用を禁止を公式に発表しました。その理由や今後の対応につ...

news115.jpg

「TikTok禁止法案」に米大統領が署名 気になるこれからにまつわる5つの疑問
米連邦上院が、安全保障上の理由からTikTokの米国事業の売却を要求する法案を可決し、バ...