サーバ仮想化環境のバックアップはそれほど難しい作業ではない。しかしサーバを仮想化によって集約しているために、思わぬコストが発生する可能性があるので注意が必要だ。
データをバックアップすることは、仮想マシンであっても、用途が本番環境であれば同じように重要である。ただ、サーバ仮想化環境のバックアップはどうすればいいのだろうか? 今までの物理環境と同じようにできるのだろうかと考えてしまうのもよく分かる。ここでは、サーバ仮想化環境でのバックアップ導入の考え方について、分かりやすく説明しようと思う。
仮想化環境を提供するインフラとしてVMware Infrastructure/vSphere、Microsoft Hyper-V、Citrix XenServerなどがある。それ自体バックアップの環境を備えていたり、サードパーティーのバックアップソフトウェアと連動することで効率の良いバックアップを取る仕組みも持っている。仮想化環境インフラのバックアップをそのまま使ってもよいし、一般的なバックアップソフトウェアをサーバ仮想化環境に導入することもできる。思ったほどは難しくはないのだ。
基本的な考え方としては、仮想マシンもバックアップソフトウェアからすれば物理サーバと同じに見えるので、一般的なバックアップソフトウェアを使ってバックアップができる。もちろんイメージバックアップソフトウェアなどを使うことも可能だ。バックアップのエージェントを仮想マシンにインストールすることで、物理サーバの環境と同じようにバックアップできるのだ。バックアップデータを保存するハードウェアについては、一般的なテープにバックアップすることが可能であり、LANやSANにつながれたテープやディスクなどのストレージにもバックアップできる。
ただ、まったく同じでいいというわけでもないので注意が必要だ。ここで、陥りやすい悩みを説明しよう。
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