累計出荷本数12万2000本の実績を持つファイル転送ツールの統合運用基盤を発表。最新版ではWindows版もラインアップされた。
セゾン情報システムズは3月12日、ファイル転送ツール「HULFT(ハルフト)」のデータ環境を可視化する統合運用基盤の最新版「HULFT-HUB(HULFT-High Usability Benefit) Ver.3」を発表した。同社の販売パートナーを通じて、3月26日より販売開始する。
HULFTは、累計出荷本数12万2000本(2009年12月末時点)の実績を持つファイル転送ツール。その運用を支えるのが、HULFT-HUBだ。散在化したHULFTデータを一元管理し、各データの連携処理を自動集約・蓄積する。
最新版では、管理情報の一括設定や経歴・転送状況の一元管理、HULFTの構成管理/アクセス制御、操作ログ取得の機能を備えた最小構成のLグレードと、Lグレードにデータの中継・同報・蓄積管理/複雑処理をGUIで簡単設定できるジョブ管理機能などを加えたENTグレードの2種類を用意。既存ユーザーからの要望が多かったというWindows版もラインアップした。
価格はLグレードが30万円から。ENTグレードが310万円から。同社では、2010年度で1億円以上の受注を目指す。
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