今この瞬間にも、不正な目的を持った人間が多数のネットワークの中にいて、利用できる脆弱性を探している。
「ハッキング」と聞くと、何か複雑で謎に包まれ、世界の中でごくわずかな選ばれた人間にしかできない技のようなものを思い浮かべがちだ。だがそれは誤りであり、現在のようなハッキングがはびこる大きな一因となっている。
サーバのハッキングはそれほど複雑なものとは限らず、実際、複雑でないことも多い。確かに、人並み外れたハッカーたちは自分の「超一流のスキル」を見せびらかしたりするが、憂慮すべきはそのような相手ではない。それよりも、スキルは低くても辛抱強くしつこい人間が、最大の問題を引き起こす。実際、今この瞬間にも、そうした人間が多数のネットワークの中にいて、不正な目的達成のために利用できる脆弱性を探しているのだ。
Windowsサーバを侵入から守り続けるという点で、わたしはまず手近な部分に重点を置くべきだという信念を持っている。常に足を取られるのはセキュリティ上の基本的な弱点なのだ。前回の記事「Windowsサーバの脆弱性 その根本原因は?」はWindowsサーバの脆弱性の原因となる一般的な要因を挙げた。今回は、Windowsサーバでよくある2種類の悪用方法を取り上げ、攻撃がどのように仕掛けられているかの実態を見ていく。
パッチを当てる作業が簡単に(そして退屈に)なるほど、ほとんどのWindowsサーバはある程度最新のパッチが当てられていると考えがちだ。ところが、そうとは限らないことも多い。一貫性のないパッチ管理は、Windowsサーバが脆弱になる最大の原因の1つだ。
犯罪者はパッチを当てていないWindowsサーバに、以下のような手順で攻撃を仕掛ける。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
情報漏えいを防ぐためには、重大なインシデントになる前のヒヤリハットをいかに防ぐかが重要になる。そこで本資料では、Microsoft 365を利用している組織に向けて、情報漏えいの危険性が高い5つのヒヤリハットを紹介する。
サイバー脅威に対するレジリエンスと脆弱性管理を強化することは、多くの企業にとって喫緊の課題になっている。リソースとコストが限られている中で、効果的に進めるにはどうすればよいのか。そのヒントを解説する。
クラウド活用が進む今、高度なリスク管理やコンプライアンス対応、セキュリティ強化があらゆる企業で求められている。そこでカギとなるのが、AIや自動化、予測技術といったテクノロジーをどう選択し、どう活用するかだ。そのポイントとは?
さまざまなITツールの導入が進んだことで、脅威アクターにとっての攻撃対象領域も拡大し、ランサムウェア攻撃が増加し続けている。しかし、多くの企業で対応が後手に回ってしまっている。この状況から脱却するにはどうしたらよいだろうか。
セキュリティ対策チームの57%が人材不足の影響を受けているといわれる昨今、インシデントや脆弱性への対応の遅れが、多くの企業で問題視されている。その対策として有効なのが「自動化」だが、どのように採り入れればよいのだろうか。
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年4月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...
Cookieを超える「マルチリターゲティング」 広告効果に及ぼす影響は?
Cookieレスの課題解決の鍵となる「マルチリターゲティング」を題材に、AI技術によるROI向...