2010年06月24日 08時00分 UPDATE
特集/連載

中小小売業のためのPOSデータ活用【第3回】「商品分析」と「顧客分析」が店舗売り上げのキーファクター

POSデータ分析の基本となる「商品分析」と「顧客分析」を解説する。前回解説した店舗分析と併せて分析することで、より店舗の売り上げを向上する品ぞろえを実現できる。

[西村泰洋,富士通]

 前回「POSデータによる店舗分析で『自分の店がどんな店か』を知る」では、POSデータの3つの基本分析の中でも基本中の基本となる「店舗分析」について解説した。今回は残る2つ、「商品分析」と「顧客分析」について解説を進めていく。

商品分析の基本

 商品分析は、単品ごとの分析やトランザクションともいわれる販売単位(レシート)ごとに分析する考え方である。店舗分析で店舗のビジネスの大きな傾向をつかんだ後で、品ぞろえなどの具体的な施策を実行に移す際に不可欠な分析である。ACE分析などで「この商品は死に筋のような気がするがどうだろうか?」と想定したら、商品分析をすることで判断できる。

 商品分析は、商品単体ごとの売り上げを見ていくように思えるが、それだけで見てはいけない。重要なのは、「売り上げ全体やほかの商品と関連してどうなっているのか」という視点を常に持ちながら分析することである。例えば、ある商品の売り上げが減少していても、店舗全体の売り上げも減ってきているのであれば、必ずしもその商品の問題ではないということになる。

 商品分析は、前回店舗分析の基本と同様に、商品または分野別で長期視点と短期視点で見ていく。

長期視点

週→月→3カ月(季節)→1年→3年の期間


短期視点

(曜日別)→日→時間帯


 既に前回の店舗分析で長期・短期視点の分析方法を解説しているため、早速、商品分析の応用の解説に移る。

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