2010年09月15日 08時00分 UPDATE
特集/連載

SMB向け業務パッケージ紹介【財務会計編】:弥生HDD復旧も支援 “パッケージ外サポート”も注力する「弥生会計 10」の独自戦略とは

中小企業や個人事業主の事業の立ち上げと業務インフラとなるべく、20年以上もさまざまな業種・組織で使い続けられてきた「弥生シリーズ」。その中心的製品である「弥生会計 10」の独自の戦略とは何か。

[富永康信,ロビンソン]

20年以上の歴史を持つ会計ソフトの老舗

 「弥生」といえば会計ソフトの代名詞として知られ、企業のみならず会計事務所でも広く活用されるなど、数多くのユーザーに活用されてきた。その歴史は古く、1983年に登場したDOS系PC用の会計ソフト「大番頭シリーズ」をルーツに、初代の弥生シリーズは1987年に発売されている。

 開発元は、国内の独立系業務ソフトメーカーの日本マイコンとシステムハウスミルキーウェイ。その後2社は米国の会計ソフト最大手であるインテュイットと統合して日本法人となったが、2003年に分離独立して社名を弥生に変更。その翌年にライブドアグループ傘下となるも、2007年に再び独立し、現在は日本の業務ソフトで最多のユーザーを抱えるベンダーとなっている。

企業規模に応じた4つの製品体系

 弥生がターゲットとする顧客層は、社員数20人以下の小規模企業と個人事業主を合わせた約366万社となっている。これは、約420万社ともいわれる日本の企業総数の87%を占める数だ。

 2009年12月にバージョンアップした弥生会計 10は、経理の業務知識が少ない人や会計ソフトの初心者でも容易に使いこなせる各種の工夫を盛り込むとともに、企業規模に応じて4つの製品に再構成した。規模の大きい順から、社員20〜50人程度の企業が社内のLANやWANでつないで3〜20ユーザーで利用できる「弥生会計 10ネットワーク」、5〜20人規模の部門別管理が必要な企業向けの「弥生会計 10プロフェッショナル」およびプロフェッショナル2ユーザー版、そして1〜4人程度の、初めて会計ソフトを使う小規模企業および個人事業主向けの「弥生会計 10スタンダード」がある。

 現在、弥生会計を利用するユーザーは、保守サポートユーザーが約16万社、登録ユーザーは累計で約80万社となっており、会計ソフトメーカー別の販売本数シェアでは51.6%(※1)と全体の半数を占める。また、弥生は全国の主要販売店2387店舗での実売統計でも2009年の年間最多販売ベンダーとなり、業務ソフト部門で11年連続の最優秀賞を獲得している(※2)。

※1:2009年3月1日〜2009年3月31日の期間(GfK Japan提供のデータを基に弥生が独自に集計)。

※2:BCN調べ。


画像画像 (写真左)弥生会計 10ネットワークは多拠点間や社内ネットワークで利用するハイエンドモデル。(写真右)弥生会計 10 スタンダードは初めて会計ソフトを導入する小規模法人や個人事業者向け

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