2012年10月05日 08時00分 UPDATE
特集/連載

各サービスの主導権争いが激化Starbucks「財布を持たない未来」とモバイル決済の今後

Starbucksがモバイル決済企業Squareと手を組んだ。「財布を持たない世界」の主導権をめぐる争いが激しくなるのは確実だ。

[Linda Tucci,TechTarget]

 財布を持たない未来とCIO、エンタープライズコンピューティングとはどのような関係があるのか。私は自分の昔を思い出しながら、そのことを考えていた。20世紀に10代だった私が夏の間働いていた米国メーン州の日用品店のなじみ客は、誰も財布を持っていなかった。私の家族は持っていたが、それは私たちが夏の間だけの住人で、そのことを知らなかったからだ。

 パンを1斤とか、新聞紙に包んだゆでたロブスターを家族の集まりのためにと買い求めていく町の人たち(革命戦争前からあるこの町にとっての有力者)は単に、「つけておいて」と言うだけだった。私は、町の300世帯ほどの住民の名前と顔、そして、つけが効く人とあまり効かない人を覚えておくか、さもなければ気の短い店長に名前を尋ねなければならなかった。当時はそんな時代だったそして間もなく、21世紀の初めにそのためのアプリケーションが登場する。

 米Starbucksはこのほど、Twitter創業者のジャック・ドーシー氏が3年前に設立したモバイル決済企業Squareと組んで、既に成功を収めているモバイル決済アプリを新たな段階に引き上げる発表を行った。

この記事を読んだ人にお薦めのホワイトペーパー

この記事を読んだ人にお薦めの関連記事

Loading

注目テーマ

ITmedia マーケティング新着記事

news102.jpg

企業の社会課題への解決姿勢は商品の継続利用や他者への推奨意向に影響――メンバーズ調査
メンバーズが実施した「エンゲージメント・サーベイ」によると、Webサイトで本業による社...

news087.jpg

サイバーエージェントとアイリッジ、位置情報分析や行動分析ターゲティングに基づく広告配信で連携
サイバーエージェントのアドテクノロジー商品の開発を行うアドテクスタジオとアイリッジ...

news020.jpg

表示されている? 見られている? 結局リーチしている?――「質的視点」からの新たな効果指標について
脱PV至上主義を叫ぶのはいいとして、具体的には何を目指すのか。戦略コンサルが提案する...