これからのIFRS導入、トライアルは必須今こそIFRS再入門【第4回】

IFRSへの移行では、比較のために過去の財務諸表をIFRSベースで開示することが求められる。手間は掛かるが、この作業をIFRS開示本番のためのトライアルと位置付けることも可能だ。

2013年11月18日 08時00分 公開
[野口 由美子,イージフ]

IFRSに移行してもすぐに決算を公表できない!?

 IFRS(国際財務報告基準、国際会計基準)は2010年以降、日本でも任意適用が認められ、徐々に適用企業が増えてきている。2013年には旭硝子、2014年3月期にアステラス製薬、武田薬品工業、小野薬品工業、2016年にLIXILグループがIFRSを適用する予定である。金融庁がIFRSの任意適用企業を増やしていく方針を打ち出していることもあり、今後さらにIFRSを導入する企業が増えていくことが予想される。

ITmedia マーケティング新着記事

news148.jpg

天候と位置情報を活用 ルグランとジオロジックが新たな広告サービスを共同開発
ルグランとジオロジックが新たな「天気連動型広告」を共同開発した。ルグランが気象デー...

news130.jpg

“AI美女”を広告に起用しない ユニリーバ「Dove」はなぜそう決めたのか
Unilever傘下の美容ケアブランド「Dove」は、「Real Beauty」の20周年を機に、生成AIツー...

news099.png

有料動画サービス 34歳以下では過半数が利用経験、4割は1日1回以上利用
「ニールセン・ビデオコンテンツ アンド アド レポート 2024」を基に、テレビ画面での動...