2015年11月20日 16時45分 UPDATE
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NEWSコンカーが中堅・中小企業向けの出張・経費精算クラウドサービスを発売

大企業向けの経費・交通費管理のクラウドサービスで多くの実績を持つコンカーが、中堅・中小企業向けのサービスを開始した。基本機能は大企業向けと同じで、導入費用は無償だ。

[西本愛子,TechTargetジャパン]

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 コンカーは2015年11月18日、中堅・中小企業向けの出張・経費精算システム「Concur Expense Standard」を発表した。Concur Expense Standardは、大規模企業向けの「Concur Expense」と基本機能は同じ。クラウド型の出張・経費精算システムを安価かつ短期間で利用したいと考える幅広いユーザー企業に訴求する。

 Concur Expense Standardは、導入時にユーザー企業自身がセルフサービス型のウィザードから初期設定をする必要があるなど、導入作業の一部をユーザー企業が負担する形にすることで、導入費用を無償にした。契約から利用開始までは約1カ月程度。日本の商習慣に基づいた詳細な管理マニュアルや、電話オペレーターによる導入支援のサービスを備える。中堅・中小企業の限られた人的リソースでも導入しやすいよう配慮している。

 機能面でも、Concur Expenseと同等のオプションを提供する。法人カードの利用履歴の自動取り込み、モバイルアプリ(iOS/Android版を用意)による入力と承認、カードリーダーとの連係による交通系ICカードの乗降記録の取り込みなど、手入力を極力削減する機能が用意されている。今後の法改正で領収書の電子化について規制緩和が行われる場合に備え、e-文書法に即した領収書撮影・保存の機能も実装準備中とのことだ。

表 Concur ExpenseとConcur Expense Standardの比較
項目 Concur Expense Concur Expense Standard
承認申請ワークフロー 部署ごとで承認申請ルートを変更するなどの柔軟な設定が可能 典型的な承認申請ルートのテンプレートの中から選択
経費入力フォーム 経費内容に応じて、入力欄の配置など、柔軟に変更可能 既定の入力フォームをそのまま利用
コンプライアンスルール(監査ルール) 必要なルールを洗い出し、詳細な設定が可能 典型的なコンプライアンスルールの中から選択し、しきい値などを入力
為替レート設定 既定の為替レート業者のものに加え、ユーザー企業で適用したい為替レートを設定可能 既定の為替レート業者のものをそのまま利用可能
メール通知内容 メール本文自体を、企業の事情に合わせて柔軟に変更可能 日本語のメール本文のテンプレートが用意されており、そのまま利用可能
導入作業 コンカーの導入コンサルタントによるコンサルティングが必要(別途見積もり) ユーザー自身がウィザードにより設定するため、導入費用はなし

 同社は、Concur Expense Standardを皮切りに、今後も中堅・中小企業向けの製品シリーズを拡充していく構え。同社代表取締役社長の三村真宗氏は、Concur Expense Standardの販売について「2018年までに400社への導入を目指す」と語る。

 Concur Expense Standardの利用料金は、従業員の経費申請1件当たり100〜500円程度。申請件数に応じたボリュームディスカウントも用意する。

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