2015年12月08日 12時00分 UPDATE
特集/連載

データ分析専門家が注目する「Apache Spark」あなたにしか見えないテレビCMも可能? ビッグデータ分析が変える広告配信

有料テレビ広告の最適化を手掛ける米BlackArrow。同社CTO(最高技術責任者)のジョー・マタレス氏は、ビッグデータ分析技術の「Apache Spark」が同社のITシステムの要だと語る。

[Ed Burns,TechTarget]

関連キーワード

Apache | Hadoop | データ分析 | ビッグデータ


BlackArrow 米BlackArrowでは有料テレビ事業者向けの広告最適化サービスを手掛ける(画像はBlackArrowのWebサイトより)《クリックで拡大》

 ジョー・マタレス氏が分散データ処理フレームワーク「Apache Spark」(以下Spark)に初めて興味を持ったのは、Sparkがまだ米カリフォルニア大学バークレー校のAMPLabで開発されていたころのこと。同氏が最も気に入ったのはSparkのスケーラビリティだ。このフレームワークによって、増加の一途をたどる膨大なデータを分析やステージングのために処理できる技術が実現できると思われた。

 2014年6月、マタレス氏は米BlackArrowのCTO(最高技術責任者)としてSparkを導入する機会を得た。BlackArrowは米Comcastや米Time Warner Cableのようなケーブル・有料テレビ事業者が、視聴者層に応じて異なる広告を動的に番組に挿入できるように支援している。この広告挿入は、番組が従来のテレビサービスと新しいオンラインプラットフォームのどちらで放送されていても行われる。BlackArrowはこれらの広告が有効に機能しているかどうかを分析するサービスも提供している。マタレス氏は使用経験を踏まえ、「Sparkはまだ改良の余地があるが、豊富な機能を備えるに至っており、本格的な実用期に入ろうとしている」と考えている。

この記事を読んだ人にお薦めの関連記事

注目テーマ

ITmedia マーケティング新着記事

news008.jpg

伊藤忠テクノソリューションズ藤岡良樹氏が語る、老舗大手SIerにマーケティングが必要になった理由
30年にわたりIT系B2B企業のマーケティング支援に携わってきたエキスパートが、マーケティ...

news085.jpg

スマートスピーカー対応の広告配信ネットワークを構築して音声広告配信、博報堂DYメディアパートナーズなど3社
博報堂DYメディアパートナーズなど3社は、スマートスピーカーなどで提供されるニュースコ...

news012.jpg

スマホネイティブの情報収集行動は「スクショ」「いいね!」――博報堂調べ
「スマートフォンユーザー情報行動調査2018」の結果が発表されました。スマートフォンの...