信じていたら要注意、ビッグデータに関する撲滅すべき8つの迷信米Gartnerのアナリストがズバリ指摘

ビッグデータがこれだけ取り沙汰されているにもかかわらず、多くの人々にとって実態のよく分からないものになっている。米Gartnerのアナリストがビッグデータにまつわる事実と迷信を区別する。

2014年10月31日 15時00分 公開
[Nicole Laskowski,TechTarget]

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 最高情報責任者(CIO)は2020年までにビッグデータを新しい標準にすることができるのだろうか。米Gartnerのアナリスト、マーク・バイエル氏によると、そのためには、まずビッグデータにまつわる事実と迷信を区別することが肝要だという。

 ビッグデータを定義するよう10人の最高情報責任者(CIO)に問い掛けてみてほしい。恐らく10通りの回答が返ってくることだろう。米Gartnerのアナリスト、マーク・バイエル氏は、このような現象が生じるのには理由があるという。これだけ取り沙汰されているにもかかわらず、企業で働いているIT担当者にとって、ビッグデータは依然として標準ではないのだ。

 バイエル氏は2014年10月上旬に米国で開催された「Gartner Symposium/ITxpo 2014」で行った講演で次のように話している。「何かが身近なものになると、それが標準であるように感じ始める。IT担当者の任務は2020年までにビッグデータを標準にすることだ」

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