AI搭載の協働ロボット(Cobot)がいれば「理想の職場」になるのか? 夢と現実を探る人とロボットが同じ空間で働く未来

ロボットに人工知能(AI)を搭載することで、人間とロボットが同じ空間で安全に働けるようになり、人間の労働はもっと効率的になるかもしれない。しかし、課題は残る。

2018年08月16日 05時00分 公開
[Kathleen WalchTechTarget]

 物理的なロボットは数十年前から私たちの周りに存在する。作業を行う物理的なロボットはその年月の大半において同様に作業する人間や監督者から遠ざけられてきた。なぜなら、物理的なロボットは人間と並んで仕事をするには危険すぎるからだ。

 その後、1990年代半ばには、「Cobot」という略称で知られる協働ロボット(collaborative robot)が利用され始めた。Cobotは、人間と至近距離で作業するように意図的に設計された物理的なロボットと定義されている。Cobotは、組み立てラインから倉庫、病院あるいはオフィス内を巡回してさまざまな作業の手助けをするなど幅広い環境で作業できる。

幅広い作業に取り組むCobot

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ITmedia マーケティング新着記事

news037.jpg

Boseが新型イヤホンをアクセサリーに CMOが語る「オシャレ推しに転じた理由」は?
2024年2月にオープンイヤー型のイヤホン「Bose Ultra Open Earbuds」を発売したBose。従...

news005.jpg

「コミュニティー」の正解はオフライン? オンライン? トレジャーデータがコロナ禍で学んだこと
Treasure Data CDPユーザーが主体となって活動するコミュニティー「Treasure Data Rockst...

news170.jpg

ニトリやサツドラも導入 自社ECで「Amazonのようなビジネス」を実現するサービスの魅力
オンラインマーケットプレイス構築を支援するMiraklが日本で初のイベントを開催し、新た...