2012年03月22日 09時00分 公開
特集/連載

Amazon、Google、NTTドコモの事例が示すビッグデータの可能性事例が示すビッグデータの可能性と課題【前編】

販売促進、研究開発、公共など、さまざまなビッグデータの活用が国内外で進んでいる。アナリストが紹介したビッグデータ活用事例をピックアップして紹介する。

[納富友三,TechTargetジャパン]

ビッグデータ活用をけん引する“Gang of Four”

 野村総合研究所 ICT・メディア産業コンサルティング部 主任コンサルタント鈴木良介氏は、2012年3月8日に開催された@IT情報マネジメント主催カンファレンス「大量・多種類のデータを、いかに“価値“に還元するか? ROI最大化、収益向上に寄与するビッグデータの真意と活用の鍵」の基調講演で、国内外のビッグデータ活用事例を紹介した。

画像 野村総合研究所の鈴木氏

 「ビッグデータ活用」は昨今IT業界で特に耳にすることの多いキーワードだが、実際どのようなデータをどのように活用すればいいのだろうか。鈴木氏は企業におけるビッグデータ活用は、「Webサービス事業者が先導していることは間違いない」と説明する。特に「Gang of Four」と呼ばれる米Amazon、米Google、米Apple、米Facebookは消費者のさまざまなデータを取得・活用することに長けており、彼らがビッグデータ活用を強くけん引しているという。

 「彼らは自らがやりたい事業を実現するために必要な、ITに関するテクノロジーを自ら作り出してしまう“内製事業者”。作ることで自社のビジネスがうまく回り、次のステップに行くためにさらに技術を洗練させる。自社内で内燃的にこのプロセスをぐるぐる回している」(鈴木氏)

 以降ではそれらの企業がどのようにデータ活用しているのかを見ていこう。

ITmedia マーケティング新着記事

news061.jpg

インフルエンサーがスポーツ観戦で最も利用しているSNSは「Instagram」――LIDDELL調べ
東京五輪の開催中に情報収集や投稿でSNSを活用すると回答した人は全体の96.9%に上りまし...

news031.jpg

ライブコマースを今始めるべき理由と成功するためのポイント 17LIVEのCEOに聞く
オンラインでのショッピング体験の充実がコロナ禍の課題となっている。新たな手法として...

news148.jpg

ミレニアル世代とZ世代 日本では5割超が経済見通しを悲観――デロイト トーマツ調査
ミレニアル世代とZ世代では組織で成功するスキルとして「柔軟性・適応性」を挙げた人が最...