ゼンリンデータコムのビッグデータチームが指南、AWSマネージドHadoopの勘所とは?「AWS Summit Tokyo 2015」リポート:ゼンリンデータコム(1/2 ページ)

ゼンリンデータコムは、位置情報に基づく高度な行動分析にAWSのマネージドHadoopサービスを使っている。その道のりは険しく、自前システムから4世代目で現在の姿にたどり着いた。試行錯誤の末に導き出したAWS活用方針とは。

2015年06月26日 08時00分 公開
[石田 己津人]
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 ゼンリンデータコムの高山敏典氏(モバイル開発本部 モバイル第二開発部 シニアエンジニア)と鈴木 順一郎氏(同部 エキスパートエンジニア)の両名が、ゼンリンデータコムが手掛ける「行動分析」サービスの中でどう「Amazon Web Services」(AWS)を活用しているかを語った。本稿は、アマゾン データ サービス ジャパンが2015年6月に開催したプライベートカンファレンス「AWS Summit Tokyo 2015」の講演と、その後の個別インタビューを基に構成している。

位置と地図のビッグデータで高度な行動分析

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