2017年07月06日 05時00分 UPDATE
特集/連載

実店舗向けアプリ開発者に福音AmazonのWhole Foods買収で注目、「Dash Button」級の革新的小売りアプリの誕生は?

Amazonによる137億ドルでのWhole Foods買収を巡り、アナリストが注目しているのは主に小売りの側面だ。一方でこの買収は、小売業向けアプリケーションの開発者に変化をもたらす可能性がある。

[George Lawton,TechTarget]
画像 AmazonのWhole Foods買収に隠れた意味とは

 Amazon.comによる自然食品小売り大手Whole Foods Market(以下Whole Foods)の買収を巡っては、Amazonのオンライン小売り事業に新たな流通チャネルが加わるという点ばかりが注目され、重大な可能性が見過ごされている。それは、小売り向けユーザーインタフェース(UI)を備えたアプリケーション開発に向けたアプリケーションプログラミングインタフェース(API)が、Amazon Web Services(AWS)の同名クラウドサービスの開発者に公開されることだ。

 今回の買収は、開発者による全く新しいインタフェース様式の利用を可能にすることが期待できる。そのインパクトは、音声認識UI「Alexa」よりも大きくなる可能性さえある。AWSは今後1年の間、商品配送や支払いといった、物流業務の最適化と合理化に役立つサービス開発に注力すると考えられる。AWSは今後、こうしたサービスの早期導入者に基本機能を安全に提供しながら、注文ミスやプライバシーの問題など、物流に潜む不具合を解消していくことになるはずだ。その過程は、Alexaやボタンを押すだけで日用品が届く「Amazon Dash Button」とほぼ同様である。今回の場合、IT利用の進んだ地域でスマートデバイスを利用する世帯が早期導入者となり得る。

小売り向けアプリケーション

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