音声認識技術「Alexa」を搭載したスマートスピーカー「Amazon Echo」が市場を独占する勢いのAmazon。Google、Microsoftの次の戦略とは?
Amazonでこの数カ月の間に多数の興味深い実験が行われている。Amazonが2014年11月に初の「Alexa」搭載デバイスを立ち上げた時点では、音声は大きな賭けだった。以来、同社は小型化した2種類のフォームファクターを打ち出している。スキルの数は激増して今では1万3000を超え、うち4000以上はこの3カ月足らずの間に登場した。言うまでもなく、このデバイスは極めて好調だ。eMarketerがこのほどまとめた調査によると、Amazonは2017年の音声対応スピーカー市場を独占する勢いだ。
130%の成長と70%の市場シェアを確保したAmazonが実験を行うことに不思議はない。2017年だけでも、カメラ端末「Echo Look」とディスプレイ付き端末「Echo Show」の両デバイスを立ち上げた。5月22日の週には初めて、パートナーが製造したテレビにAlexaを組み込んでいる。この製品はElement製だが、AlexaとFire TVの良さを全て取り込んだ。Amazonがここで止まるとは思わない方がいい。同社はまだ音声とビデオに進出したばかりだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
「非常時にピザ1枚無料」のデータがドミノ・ピザのマーケティングに生む好循環とは? CMOに聞く
2024年10月にDomino'sのチーフブランドオフィサーからエグゼクティブバイスプレジデント...
AI搭載は「もう売りにならない」──「Marketing Dive」2025年予測【前編】
広告費が世界で1兆ドルを超える中、マーケターは多くの課題に直面している。不透明な規制...
Xがアルゴリズム変更へ イーロン・マスク氏が優遇したい投稿とは?
Xは新たなアルゴリズムアップデートで「情報的かつ娯楽的」なコンテンツに重点を置いてい...