「Azure」の主要製品は? 一押しポイントを整理

ユーザー企業のIT担当者を対象に、IT製品/サービスの導入・購買に役立つ情報を提供する無料の会員制メディア「TechTargetジャパン」。このコンテンツでは、製品解説に関する製品解説の記事を紹介します。製品/サービス選定の参考にご覧ください(リンク先のページはPR記事を含みます)。

「Microsoft Azure」とは? その機能と用途

 「Microsoft Azure」は、Microsoftが提供するクラウドサービス群だ。IaaS(Infrastructure as a Service)とPaaS(Platform as a Service)を中心に、さまざまなクラウドサービス(以下、Azureサービス)をそろえる。より具体的には仮想マシン(VM)やストレージ、ネットワーク、データ分析などのさまざまなAzureサービスがある。ユーザー企業はこれらのAzureサービスを使い、新しいアプリケーションを開発したり、既存のアプリケーションをMicrosoftのクラウドインフラで実行したりできる。(続きはページの末尾にあります)

Azure関連の製品解説

ITmedia × 日本CA

P R時間もコストも半分、仮想化にも対応済みバックアップ/リカバリ対策

事業継続のために何らかの対策を打つべきことは分かっているが余力がない、という企業は少なくない。だがもし、施策に当たって時間もコストも半分で済むならどうだろう?

(2008/11/13)

P Rどう調整する? バックアップでのセキュリティとパフォーマンスのバランス

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(2008/11/13)

Microsoftが打ち出した「Azure Local」とは? VMwareからの移行も選択肢に

Microsoftは「Microsoft Azure」の新しいサービス「Azure Local」を2024年11月に開催した「Microsoft Ignite 2024」で発表した。どのようなサービスなのか。同サービスの主要な機能と特徴を説明する。

(2024/12/19)

Azureが安くなる「Azure Spot VM」を使うべき用途、使っては駄目な用途

「Azure Spot Virtual Machines」は、Microsoft AzureのVMを格安で利用できるサービスだ。最大90%の割引を受けられる半面、注意すべきリスクもある。同割引サービスを使うこなすためのこつを紹介する。

(2024/8/13)

Azureをお得に使える「最大90%割引」の“安さの理由”と落とし穴とは

「Azure Spot Virtual Machines」は、「Microsoft Azure」のVMを利用するときに大幅な割引を受ける方法の一つだ。利用時に注意すべき点がある。同サービスを利用するときの基本的なポイントを説明する。

(2024/8/6)

P RAzure OpenAI Serviceで高まるAzureニーズ この追い風を事業拡大に生かすには

生成AIサービスの高まりが追い風となって「Microsoft Azure」を求める企業が急増しているという。同時に、このニーズを顧客サービスに生かしたいと考える企業も増えているようだ。

(2024/6/25)

Microsoftへの苦情「Azure以外のライセンス料が不当に高い」の真相

英国競争市場庁には「Microsoftが同社ソフトウェアのライセンス体系を反競争的に設定している」という報告が寄せられている。それは本当なのか。Microsoftの反論は。

(2024/6/24)

Microsoft Azureの「過去最高のシェア」に影を落とすものとは

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(2024/6/17)

「Microsoft Azure以外だとWindowsが高くなる」は本当なのか?

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(2024/5/21)

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Microsoftの「Microsoft Azure」は、「AWS」に似たサービスや特徴を持つ。しかしMicrosoft製品をクラウドインフラで動かす場合に、Azureは独自のメリットをもたらす。それは何か。

(2023/2/1)

Azure VMを激安で使える「Spot VM」の魅力と“無視してはいけない”注意点

Microsoftの「Azure VM」には「Spot VM」という料金プランや「開発/テスト価格」「ハイブリッド特典」という割引制度があり、これらは利用料金の節約に役立つ。それぞれの特徴と、利用時の注意点を説明する。

(2022/11/9)

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Microsoftの仮想マシンサービス「Azure VM」には、幾つかの料金プランがある。そのうち「従量課金制」と「Azure Reserved VM Instances」の違いと注意点、適した用途を説明する。

(2022/11/2)

Azureの基本的な特徴

 Microsoftは組織の課題解決や目標達成の支援を目的として、Azureを提供している。中にはEコマースや金融など、さまざまな業界に向けた専門的なAzureサービスもある。月額制の従量課金で、ユーザー企業は月ごとに使用したAzureサービスとその利用量に応じて利用料金を請求される。

Azureの管理方法

 Azureに登録すると、Webブラウザから管理コンソールの「Microsoft Azure Portal」が利用できるようになる。IT管理者はAzure Portalを通して、VMやデータベースなどの実行に必要な設定をする。

 Microsoftが提供するサービスに加え、サードパーティーベンダーがMicrosoftのマーケットプレース「Azure Marketplace」で公開するソフトウェアも、Azure Portalから直接実行できる。各サードパーティーソフトウェアは利用料金がかかる場合がある。加えてサードパーティーソフトウェアを実行するためにAzureインフラを利用したときは、その利用料金も発生するため、コスト管理に注意が必要だ。

Azureの用途

 Azureの用途は多岐にわたる。VMやコンテナの実行は、Azureの一般的な用途だ。ユーザー企業はAzureで、DNS(Domain Name System)サーバやアプリケーションサーバ、サーバOSの「Windows Server」などを運用できる。Microsoftは、「Linux」などのサードパーティーOSもAzureで利用できるようにしている。

 MicrosoftはAzureサービスとして、リレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)群の「Azure SQL」、NoSQL(RDBMSではないデータベース管理システム)の「Azure Cosmos DB」など、複数のクラウドデータベースを提供している。そのためデータベースインフラを用意したい場合にも役立つ。

 バックアップやディザスタリカバリー(DR:災害/障害復旧)も、Azureの用途の一つだ。ユーザー企業は、Azureをアーカイブ用ストレージとして使用し、長期的なデータ保存に利用できる。