聖路加国際病院、電子カルテ情報の蓄積・抽出にDWH用DB「Sybase IQ」を採用NEWS

聖路加国際病院は、電子カルテに記載された各種診療データの保存先として、サイベースのDWH用データベース「Sybase IQ」を採用。より高質な医療サービスの提供、および業務効率の向上を図る。

2010年01月22日 09時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 財団法人聖路加国際病院は、電子カルテに記載された各種診療データの保存先として、サイベースのDWHデータベース「Sybase IQ」を2月から導入する。サイベースが1月21日に発表した。

 同院ではこれまで、電子カルテのデータを汎用データベースに蓄積し、必要に応じて情報システム部門がフロントエンドのMicrosoft Office Accessに抽出するという方法を取っていた。しかし、データ量が増加するにつれ、データ抽出に要する時間が長期化。データの検索・分析につながる満足な運用ができていなかったという。そこで複数のデータベースを検討した結果、クエリが高速、かつTCOコストの低いSybase IQを採用した。

 サイベースでは今後、今回の導入実績を基に、電子カルテを中心とした診療データの蓄積・分析利用事例をほかの医療施設などにも展開するとしている。

ITmedia マーケティング新着記事

news047.jpg

SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...

news159.jpg

SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。

news139.jpg

「Fortnite」を活用  朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...