FJBエージェントらは、日本の中堅企業の中国市場進出におけるサポートを強化する。新サービスでは、進出前の事前調査から法人設立後の現地ユーザー企業とのビジネスマッチングまでトータルでサポートする。
富士通ビジネスシステムの関係会社でIT技術者の人材派遣を行うFJBエージェントは2月19日、中国市場におけるビジネスコンサルティングを得意とするアクアビジネスコンサルティングと連携し、日本の中堅企業の中国進出サポートを強化すると発表した。2月から新サービス「中国進出アプローチサービス」「中国進出サポートサービス」を提供する。
昨今、生産拠点のみならず市場としての注目度が高まっている中国。FJBエージェントによると、中国における市場調査、販売網の確立、現地法人の設立・運営では専門知識を要し、法的手続きにおける課題も多いため、日本企業単独での中国市場進出は難しいという。
今回2社が提供するサービスは、中国市場進出を希望する日本の中堅企業に対し、進出前の事前調査から法人設立後のビジネスマッチングまでのトータルサポートである。
中国進出アプローチサービスでは、進出決定前の「調査フェーズ」と進出決定後の「会社設立フェーズ」をサポートする。調査フェーズでは、進出に向けた事前調査、市場調査、現地提携企業とのマッチング、ビジネススキームの提案・構築などを行い、価格は30万円から。進出決定後の会社設立フェーズでは、現地法人・事務所設立の支援および代行、中国国内における販売チャンネルの構築支援、各種法手続き、申請サポートなどを行う。価格は200万円から。
中国進出サポートサービスでは、経理事務、税務申告アウトソーシングサービス、労務管理アウトソーシングサービス、経営相談サービスを提供し、価格は月額10万円から。
FJBエージェントは、2009年3月より北京大学の傘下の企業である北京北大青鳥有限責任公司と提携。優秀な中国人学生を採用したい日本企業向けに、中国国内で人材を育成し、日本で就業するまでの一連の業務を担う「中国理系学生採用支援サービス」を提供してきた。一方で、アクアビジネスコンサルティングは、中国進出コンサルティングの先駆けとして、これまで200社以上の日本企業を中国に進出させてきた実績がある。
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