2010年03月08日 07時30分 公開
特集/連載

アプリケーション開発・管理のインソーシングを検討するアウトソーシングよりメリットがあるのか

それまでアウトソースしていたIT業務を内製化する、いわゆるインソーシングが増加傾向にある。移行に当たり検討すべきポイントを紹介する。

[Rachel Lebeaux,TechTarget]

 アプリケーションの開発と管理のインソーシングを検討しているIT部門は、業務データを社内に置く必要性を見極めるとともに、移行計画についてベンダーと率直に話し合うことが大切だ。

 インソーシングとは、これまでアウトソースしていたIT業務を内製化することであり、専門家によると、この動きは増加傾向にあるという。米コンサルティング会社GartnerのITサービス&ソーシング部門で調査担当副社長を務めるデイン・アンダーソン氏によると、アプリケーション分野ではアウトソーシングが“散発的”に発生しており、これは主としてベンダーのサービスに対する不満が原因だという。

 通常、こういった不満が起きる責任はベンダーだけにあるのではない。「ベンダーのスキル不足よりも、要件があいまいなことが原因であるケースが多い」とアンダーソン氏は指摘する。

 また、IT部門はインソーシングへの移行の主な動機として、アプリケーションへの関与の必要性を挙げることが多い。アウトソーシングを専門とする米コンサルティング会社Alsbridgeのベン・トローブリッジCEOは「IT部門に求められるアプリケーションへの関与の密接度は、その企業のビジネスによって異なる」と語る。

 IT部門は、自社のビジネスに応じてアプリケーションのアウトソーシングとインソーシングとの間で適切なバランスを見つける必要がある。アンダーソン氏とトローブリッジ氏は、これまでアウトソースしていたITアプリケーションの開発・管理業務をインソースするに当たってのアドバイスを提供している。

ITmedia マーケティング新着記事

news153.jpg

「広告をきっかけにアプリをダウンロード」 回答者の46%――Criteo調査
コロナ禍におけるアプリユーザー動向調査レポート。日本のモバイルアプリユーザーはコン...

news088.jpg

「ウェビナー疲れ」 参加経験者の約7割――ファストマーケティング調べ
ウェビナーに参加する目的や参加頻度など、ウェビナー参加者の最新動向に関する調査です。

news070.jpg

現金主義からキャッシュレス利用へのシフト 理由の一つに「衛生」も――クロス・マーケティング調査
キャッシュレス利用が顕著に増加。金額によって支払い方法の使い分けが定着しつつあるよ...