VDIの活用でWindows 7へのアップグレードが容易にWindows XPからの移行

Windows XPからWindows 7への移行に仮想デスクトップインフラを利用する際のメリットとデメリットを紹介する。

2010年06月15日 08時00分 公開
[Frank Ohlhorst,TechTarget]

 Windows XPのサポート終了が近づく中、多くの企業がWindows 7へのアップグレードを検討している。しかし、Windows XPからWindows 7に移行するのは決して容易なことではない。移行ツールがなく、ハードウェア要件が高くなることが、簡単なあるいは迅速な移行を妨げている。さらに、ネットワーク管理者はWindows 7を業務アプリケーションとともに展開し、予算を超過することなくエンドユーザーに良好なパフォーマンスを提供する方法を見いださなければならない。

 このため管理者は、デスクトップOSとアプリケーションをエンドユーザーに提供するさまざまな方法を検討しなければならなくなっている。そうした方法の1つである仮想デスクトップインフラ(VDI)は、「OSをそっくり入れ替える」という発想を超えたOSアップグレードの選択肢を企業のIT部門に提供する。また、VDIはWindows 7へのアップグレードプロセスをスピードアップする可能性がある。これまでアップグレードの障害となっていた問題の多くを解消してくれるからだ。

ITmedia マーケティング新着記事

news047.jpg

SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...

news159.jpg

SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。

news139.jpg

「Fortnite」を活用  朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...