さくらインターネットがホスティング専用サーバサービスにハイエンドモデルを追加するなど、サービス体系を刷新。Citrix XenServerや拠点間VPNなども提供し、仮想プライベートクラウド環境の構築を支援する。
さくらインターネットは2月8日、ホスティング専用サーバサービスの改定を発表した。同社は新たに、QuadCore Xeon 2CPUモデルを搭載したハイエンドモデルを追加し、一部サーバのリニューアルを実施する。
今回の改定に伴い、「専用サーバ Platformサービス」の名称を変更する。専用サーバ Platformサービスは、最大20台のサーバとネットワーク機器を組み合わせて利用でき、これまで「専用サーバ Platform」「専用サーバ Platform St」などを提供してきた。同社は、専用サーバ Platformを「専用サーバ Platform Ad」に改称し、コストパフォーマンスと短期間の利用ニーズに対応する専用サーバ Platform Stと、カスタマイズがより柔軟に行える専用サーバ Platform Adとの違いをより明確にするとしている。新サービスは2月16日から提供する。
サービス名 | モデル/仕様 | 初期費用 | 月額料金 |
---|---|---|---|
専用サーバRAIDプラン | QuadCore Xeon 2CPU | 19万9800円 | 1万5800円 |
専用サーバアドバンスドプラン | NEC E120b-1 QuadCore Xeon 2CPU | 無償 | 3万5800円 |
専用サーバ Platform St | QuadCore Xeon 2CPU | 19万9800円 | 4200円 |
専用サーバ Platform Ad | NEC E120b-1 QuadCore Xeon 2CPU | 無償 | 2万6250円 |
また、専用サーバ Platform Stと専用サーバ Platform Adでは、「Citrix XenServer」の提供を開始し、さらに専用サーバ Platform Adでは、VPN接続用アプライアンス「VarioSecure VSR700」(以下、VSR700)を提供する。
同社によると、VSR700とファイアウォール「Juniper Networks SSG140」、サーバやOS、XenServer、共有ストレージ「NETGEAR ReadyNAS 2100」などを組み合わせることで、仮想プライベートクラウド環境の構築が可能になるという。
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