VMwareゲストOSのパッチ管理はMicrosoft製品に軍配ユーザーに不評なvCenter Update Managerの機能変更(前編)

VMwareユーザーの多くは、Windows環境におけるゲストOSのパッチ管理に、「VMware vCenter Update Manager」よりも「Windows Server Update Services」を使う方が効率的だと主張している。

2011年06月02日 08時00分 公開
[Beth Pariseau,TechTarget]

 VMware vSphereの次期メジャーリリースから、「VMware vCenter Update Manager」(VUM)ではゲストOSのパッチ管理が行われなくなるが、ユーザーの間では、それでも構わないという意見が大勢を占める。しかし、引き続き提供される機能である「VMware Tools」と仮想マシン(VM)のアップグレードに関しては、一部のユーザーから注文が付いている。

 VUMは、「VMware vCenter Server」と共にパッケージ化されているツールであり、ゲストOSのWindowsおよびLinux環境のパッチ管理を自動化し、VMware ToolsやVMモジュールなどのVMwareドライバを自動更新する。

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