ゼンド・ジャパンがPHP統合開発環境ツール「Zend Studio 8 日本語版」を発表。クライアントサイドの開発効率を上げるためにJavaScript対応機能を強化した。
ゼンド・ジャパンは8月26日、PHP統合開発環境ツールの最新バージョン「Zend Studio 8 日本語版」(以下、Zend Studio 8)を発表した。9月1日に出荷を開始する。
Zend Studio 8では、クライアントサイドの開発効率と品質の改善を目的として、JavaScriptとそのライブラリへの対応機能を強化した。また、「内蔵Webブラウザ」と「JavaScriptデバッガ」機能を新たに搭載し、ブレイクポイントを用いた実行制御や変数の参照/更新などによるJavaScriptのデバッグが可能になった。
さらに、「リクエストモニタ」機能を利用してWebサーバとの通信時間やそのステータスを可視化する。Ajaxによるリアルタイム通信にも対応しており、通信タイミングの表示とともにリクエストやレスポンスなどを1クリックで確認できるという。
Zend Studio 8の動作環境は、OSがWindows XP/2003/Vista/7またはLinux、PHP4.x以降のバージョン。また同社では、800MHz以上のCPU、1024Mバイト以上の実装メモリ、700Mバイト以上のHDD空き容量の環境を推奨している。販売価格は、4万7040円(年間ライセンスの場合)。Zend Studio 7 日本語版 年間ライセンスが有効期間内の場合は無償で利用可能。
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