2012年06月27日 09時00分 公開
特集/連載

普及期に差し掛かった電子カルテ 選定基準も変化【連載コラム】医療ITの現場から

電子カルテの普及が進んでいる現在、各製品の操作性や機能の差が縮小している。そのため、診療所が電子カルテを選定する際に重要視する条件にも変化が見えてきた。

[大西大輔,メディキャスト]

「導入期」は機能・操作性を重視

 診療所の電子カルテの普及率が20%を超える時代となりました。電子カルテ市場は「導入期」から本格的な「普及期」に差し掛かろうとしています(関連記事:診療所向け電子カルテ市場、2016年には139億円規模まで拡大)。

 電子カルテの導入期には「診療現場で本当に使えるのか」と考える半信半疑のドクターも多くいました。そのため、選定ポイントとして「機能」や「操作性」が多く挙げられていました。しかし、普及期に差し掛かった現在は各社の機能の差が著しく縮まり、ドクターが要求するレベルに近づいています。

 最近では「各社の電子カルテの画面が似てきた」という声をよく聞きます。メーカー同士が互いに良い製品を作ろうと切磋琢磨していくうちに、全体的にインタフェースが類似する傾向にあるようです。電子カルテの操作性や機能にそれほど差がなくなりインタフェースも標準化されることで「誰もが電子カルテを使える時代が近づく」ことになり、ユーザーにとっては良いことだといえます。

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