Hyper-Vの旧来のファイル形式であるVHDよりも大容量で、大きいブロックサイズをサポートし、信頼性も高いVHDX。本稿ではVHDXのメリットと変換プロセスを紹介する。
Windows Server 2012のHyper-Vは、新しいVHDX仮想ディスクフォーマットを採用する。VHDXはさまざまな手法によって、Hyper-Vの現行Virtual Hard Disk(VHD)より、性能、容量、信頼性を向上させている(VHDXに関する記事:ここまで変わった! Windows Server 2012のHyper-V 3.0の新機能)。
米Microsoftはまた、Windows Server 2012 Hyper-Vへアップグレードした後に、VHDファイルをVHDX形式に簡単に変換できる方法を販売代理店向けに用意する。
VHDXでは、より大容量の仮想ディスクを作成可能だ。Hyper-Vは現在、VHDの上限が2Tバイトとなっているが、VHDXファイルは最大64Tバイトの容量を持つ。
Windows Server 2012は現在β版テスト段階であり、最終リリース前に仕様が変更される可能性がある。このまま変更がなければ、Windows Server 2012は旧来のVHDとVHDXに対応し、Windows Server 2008はVHDファイルのサポートのみとなる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...