エバンジェリストが「スペック比較表ではVMwareに劣らない」と豪語するほど進化したWindows Server 2012のHyper-V。大小さまざまな新機能を一挙紹介する。
Microsoftは、Windows Server 2008 R2に次ぐ新しいサーバOS「Windows Server 8」(開発コードネーム)の正式名称を「Windows Server 2012」と発表、2012年内のリリースも公表している。サーバOSのバージョンアップに伴い、Windows Serverの一機能であるHyper-Vの機能にも変化があった。本稿では、2012年5月31日に開催された「Windows Server Cloud Day 2012」の中から、マイクロソフト エバンジェリスト 高添 修氏による講演を基に、Hyper-V 3.0(※)の新機能を紹介する。
※ 原稿執筆時点では、MicrosoftはWindows Server 2012に搭載するHyper-Vを「Windows Server 2012 Hyper-V」あるいは「Windows Server 2012 のHyper-V」と表記しています。本稿ではWindows Server 2012に搭載されるHyper-Vを、便宜上「Hyper-V 3.0」と表記します。
大きな機能拡張を紹介する前に、これまでのおさらいも兼ねて小さな変化から紹介していきたい。
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