2013年06月12日 08時00分 公開
特集/連載

在宅医療の現場で活躍するスマートデバイス【連載コラム】医療ITの現場から

患者宅に出向いて診察を行う在宅医療では、移動中の車内でカルテ記載を行うことが多い。しかし、多くの医師が繁忙であるため時間を十分に確保できないという。その解決にはiPhoneやiPadなどのスマートデバイス利用が効果的だ。

[大西大輔,メディキャスト]

 タッチペンやタブレット端末などの入力デバイスの進化、ユーザーのPC操作の慣れなどにより、外来医療における電子カルテは入力しやすいシステムになりつつあります。一方、在宅医療の現場では外来医療とは違った電子カルテの活用法があります。特に最新の入力デバイスが活用されています。今回は、在宅医療における入力デバイスの活用事例を紹介します。

電子カルテはPC操作が苦手な人向けに作られている?

 2013年現在、診療所の電子カルテ導入は全体の約4分の1を超えたといわれています。医師が電子カルテを操作しながら診察する光景は見慣れたものになりつつあります。一方で、電子カルテの導入によって「患者さんの顔をあまり見られなくなる」「PC操作が苦手だと診療に集中できない」「患者さんが多いと入力が追い付かない」といった意見も相変わらず耳にします。

 これまで電子カルテの入力デバイスは「キーボード」と「マウス」が一般的であるため、この2つのデバイスを自在に活用できなければ、結局はPC操作に振り回されてしまうことになりかねません。

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