医療分野におけるIT化の普及啓発活動を行っているメディキャストの大西大輔氏。医療を取り巻く現状は、同氏の目にはどう映っているのか? 本連載では、医療ITに関するさまざまなトピックを大西氏が解説する。
医療ITの現場から:第1回
医療分野でもインターネットの活用が急速に広まりつつある。今後、この技術は医療にどう貢献していくのだろうか?
医療ITの現場から:第2回
電子カルテを導入済みの医師から、他メーカー製品への買い替えについての相談が増えている。しかし、悩んだ末に現在使用している電子カルテを再度リースする場合が多い。その理由とは?
医療のIT化コラム:第3回
医療機関は誰のために、何のためにIT化を進めるべきなのか? 10年以上にわたる現場経験を踏まえ、IT化を進める上で大切な4つの視点を紹介する。
医療のIT化コラム:第4回
「患者の顔が見られなくなる」「過去の診療歴をさかのぼっても記憶がよみがえりにくい」など、電子カルテには否定的な意見がある。紙カルテと電子カルテ、それぞれの良さを考えてみよう。
医療のIT化コラム:第5回
医療機関内に存在する膨大な紙資料。IT導入によってペーパーレス化の推進が可能になったが、単純にペーパーレス化を進めれば運用を効率化できるとは限らない。
医療のIT化コラム:第6回
これまで紙カルテで運用していた診療所が新たに電子カルテを導入する場合、その導入準備期間は新規開業の場合よりも1、2カ月は長めに見ておいた方がいい。その理由を解説する。
医療のIT化コラム:第7回
多くの医療機関がITシステムにおける危機管理体制の見直しを進めている。特に診療情報のバックアップや緊急時サポート対応への意識に変化が表れている。
医療のIT化コラム:第8回
最近、地域連携ネットワークへの参加を目的として電子カルテの導入を検討する診療所が増えてきた。しかし、実際には参加メリットを把握できないまま検討する医師が少なくないようだ。
医療のIT化コラム:第9回
地域医療連携ネットワークは、病院や診療所などの参加メリットのバランスが取れている必要がある。また、最近では地域住民(患者)の地域医療連携への関心も高まっている。
医療のIT化コラム:第10回
「電子カルテを導入すると、診察時間が長引いて患者の不満が高まる」という声がある。一方で「診察時間が短くなった」という声もある。両者の違いはどこにあるのだろうか?
医療のIT化コラム:第11回
診療所に存在するさまざまな医療機器。電子カルテを導入すると、従来とは異なる医療機器の情報の管理方法を検討する必要がある。効果的な管理方法のヒントを紹介する。
医療のIT化コラム:第12回
電子カルテの普及は着実に進んでいる。しかし、今でも電子カルテの使用をためらう医師が多数存在する。なぜ、電子カルテの普及率はそれほど伸びていないのだろうか?
医療のIT化コラム:第13回
「電子カルテは医師が操作するツールである」という前提で、その導入をためらう医師は多い。しかし、その発想自体を変えてみると意外とスムーズに電子カルテの運用が可能になる。
医療のIT化コラム:第14回
季節性の流行病が増えると患者で待合室が混雑することもあるが、それに伴うトラブルも多い。IT化で緩和する方法を考えてみよう。
医療のIT化コラム:第15回
診療所が電子カルテを導入する際には、製品の検討から本稼働までに約6カ月の期間が必要だといわれる。新規導入の流れと注意点を紹介する。
医療のIT化コラム:第16回
診療所を取り巻く環境は絶えず変化している。そうした変化に対応するために必要なIT化を4つの側面から考えてみる。
医療のIT化コラム:第17回
PCや携帯電話などからオンラインで診療予約が可能な「診療予約システム」の導入が進んでいる。診療所向けだけでも20種類以上のシステムが存在する中、自院に最適なシステムを選定するポイントを紹介する。
医療のIT化コラム:第18回
東日本大震災の影響で延期されていたレセプト請求の「突合点検」と「縦覧点検」が2012年3月審査分から実施される。診療所に対する審査がより厳格になる中、その作業負荷の軽減のためのIT化が進められている。
医療のIT化コラム:第19回
電子カルテの導入メリットに「紹介状などの書類作成の業務を簡素化できる」点が挙げられる。医療機関のIT化が進むにつれて、作業負荷の軽減だけでなく「情報の二次利用」への効果も高くなってきた。
医療のIT化コラム:第20回
現在の電子カルテの普及率を考えると、5年後には「開業医の2人に1人が電子カルテを使う」時代になる。マーケティング理論に基づいた場合、既存ユーザーの満足度が今後の普及促進の鍵を握るといえる。
医療のIT化コラム:第21回
診療科によって診療スタイルが異なるように、その科目に適したIT化が望ましい。では、具体的にどう進めていけばいいのか? 電子カルテの選定を例に診療科の特性に応じたIT化のポイントを考えてみよう。
医療のIT化コラム:第22回
電子カルテの普及が進んでいる現在、各製品の操作性や機能の差が縮小している。そのため、診療所が電子カルテを選定する際に重要視する条件にも変化が見えてきた。
医療のIT化コラム:第23回
電子カルテのタブレット端末対応が注目されている。医療現場のニーズや政府が主導する医療提供体制の再編など、医療ITを取り巻く幾つかの変化がその背景にある。
医療のIT化コラム:第24回
2012年3月審査分から実施されているレセプト請求における「突合点検」「縦覧点検」の数値が公表された。今回の変更による診療所への影響を考察してみる。
医療のIT化コラム:第25回
現在、政府主導の施策によって医療のIT化が急速に進められている。診療所のIT化の流れを加速させている電子カルテの歴史を振り返ってみる。
医療のIT化コラム:第26回
レセコンやPACS、クラウドコンピューティングなど医療分野のIT化には、その普及促進を目的としたさまざまな政策が密接に結び付いている。
医療のIT化コラム:第27回
紙カルテにはないさまざまな機能を搭載する電子カルテ。導入クリニックの多くがそうした機能を利用して短時間でカルテを入力し、診察業務の効率化に取り組んでいる。
医療のIT化コラム:第28回
医師全体の高齢化が進み、世代交代による診療所の承継開業の増加が今後予想される。しかし、承継開業ではIT化をめぐりトラブルになるケースもあるという。
医療のIT化コラム:第29回
電子カルテの誕生当初から「1日当たりの患者数」「PC操作スキル」がその導入の障壁に挙げられてきた。この2点を踏まえて、無理のない診療所のIT化について考えてみる。
医療のIT化コラム:第30回
診療スタイルが診療科ごとに異なるように、IT化のスタイルも診療科によって違ってくる。例えば、内科における電子カルテ導入では「検査機器との連携」や「機能の豊富さ」などが最適なIT化を実現する。
医療のIT化コラム:第31回
診療スタイルが診療科ごとに異なるように、IT化のスタイルも診療科によって違ってくる。例えば、内科における電子カルテ導入では「検査機器との連携」や「機能の豊富さ」などが最適なIT化を実現する。
医療のIT化コラム:第32回
IT化自体が目的になると、診療所の最適なIT化は実現できない。今回は、電子カルテ導入で期待される業務の効率化や利便性の向上について考える。
医療のIT化コラム:第33回
診療所におけるIT化の代表格である「電子カルテ」と「レセコン」。現在、両者の普及率には大きな開きがある。費用対効果の観点から、その理由を考えてみる。
医療のIT化コラム:第34回
電子カルテを導入した医師の中には「もう紙カルテには戻れない」という声がある一方、「紙カルテに戻りたい」という意見もある。その違いは一体どこから来ているのだろうか?
医療のIT化コラム:第35回
審査支払機関が2012年3月に開始した「突合点検」「縦覧点検」。開始から丸1年が経過したが、レセプト審査はこの間でどのように変わったのだろうか。
医療のIT化コラム:第36回
政府主導で進められている「在宅医療・介護推進」事業。在宅医療に取り組むクリニック数の増加が予想される中、医療クラウドとタブレット端末の普及がそれを後押している。
医療のIT化コラム:第37回
患者宅に出向いて診察を行う在宅医療では、移動中の車内でカルテ記載を行うことが多い。しかし、多くの医師が繁忙であるため時間を十分に確保できないという。その解決にはiPhoneやiPadなどのスマートデバイス利用が効果的だ。
医療のIT化コラム:第38回
医療分野では、政府や自治体などの補助金制度によるシステムの導入支援が行われてきた。システム化を後押ししてくれる一方で、制度終了後に直面する問題が医療機関を苦しめることもある。
医療のIT化コラム:第39回
診療所におけるICT化の目的は“業務効率の向上”“関係者間の情報共有の促進”に大別される。中でも多職種の医療従事者が連携するチーム医療においては、コミュニケーションの質の向上にICTが役立つ。
医療のIT化コラム:第40回
最近、医師のそばでクラークが電子カルテ入力を支援する「クラーク運用」が注目されている。その運用効果は医師の業務負荷の軽減だけでなく、診療所のコントロールタワーの役割を果たす人材の育成にもつながる。
医療のIT化コラム:第41回
電子カルテを導入した診療所の院長に話を聞くと、導入効果を実感する声や悪影響が出たという意見などさまざま。IT化成功の秘訣は「ITはあくまでツールである」という認識を持つことかもしれない。
医療のIT化コラム:第42回
医療分野におけるスマートデバイスの活用が進んでいる。その背景にはクラウドコンピューティングの普及がある。スマートデバイスは今後、医療分野にどのような影響をもたらすか? 医療ICTの未来を考察する。
医療のIT化コラム:第43回
電子カルテを導入した診療所の中には「うまく使いこなせない」「業務負荷が増えた」という不満の声が上がることもある。そうした状況の改善に役立つヒントを紹介する。
医療のIT化コラム:第44回
2014年度診療報酬の改定率が決定した。消費税の引き上げを考慮すると“実質マイナス改定”となった今回の改定が、診療所のIT化に与える影響を考察する。
医療のIT化コラム:第45回
いよいよ間近に迫った2014年度診療報酬改定。診療所の経営に影響を与えると予想される改定項目の中から、特にIT化で注目すべきポイントを解説する。
医療のIT化コラム:第46回
患者と向き合い丁寧な診察を行うため、最近、電子カルテ入力を代行する医療クラークを活用するケースが増えている。医療クラーク運用の効果を4つの診療ケースに分けて紹介する。
医療のIT化コラム:第47回
電子カルテのリプレースに伴い、別の新しいシステムの導入を検討する医師は多い。その際、電子カルテと連係するシステムの充実度に驚くこともあるという。電子カルテと連係する最近注目のシステム7種を紹介する。
医療のIT化コラム:第48回
他業種からの新規参入で活発化している医療IT市場。医療システムにおける最新の開発トレンド3つを現場のニーズを交えて紹介する。
医療のIT化コラム:第49回
診療所では電子カルテの導入が着実に増えている。具体的にはどのような導入メリットがあるのだろうか。その導入効果をあらためて考察してみよう。
医療のIT化コラム:第50回
医療現場での利用が進んでいるiPad。なぜ、それほど人気があるのか。5つの観点からあらためて考えてみる。
医療のIT化コラム:第51回
2014年7月26日に東京にて「医療現場でもっと役立つiPadの活用方法」というイベントが開催され、医療現場でのiPadの活用事例や今後の方向性が報告された。その内容の一部を紹介しよう。
医療のIT化コラム:第52回
限られた診療時間内で患者と向き合う時間をもっと増やしたい――。そう考える診療所の医師の負担を軽減する電子カルテの運用方法を紹介しよう。
医療のIT化コラム:第53回
医療クラークの運用に当たっては、電子カルテ入力がマスターできればよい訳ではない。運用を成功させるためのポイントを紹介しよう。
医療のIT化コラム:第54回
診療所の基幹システムともいえる「電子カルテ」だが、普及はそれほど進んでいない。普及を阻害する理由は一体どこにあるのだろうか。
医療のIT化コラム:第55回
外来患者が増えるにつれて「患者の待ち時間が長くなった」「スタッフの残業が増えた」という声をよく聞く。患者の待ち時間が長引く原因と患者の待ち時間短縮に有効な改善策を探る。
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