2013年10月10日 08時00分 公開
特集/連載

ITはツールにすぎず、使いこなせなければ医師を苦しめるだけ【連載コラム】医療ITの現場から

電子カルテを導入した診療所の院長に話を聞くと、導入効果を実感する声や悪影響が出たという意見などさまざま。IT化成功の秘訣は「ITはあくまでツールである」という認識を持つことかもしれない。

[大西大輔,メディキャスト]

IT化で変わる診察室の風景

 一昔前の診療所はレセプトコンピュータ(レセコン)とCR(Computed Radiography)がある程度で、IT化とは縁遠い世界。診察室の机の上には大量の紙やボールペン、ゴム印などが所狭しと並んでいました。

 しかし近年、診療所において電子カルテやレセコン、PACS(医用画像ファイリングシステム)、予約システムなどさまざまなシステムの導入が進んでいます。また、最新のシステムを先進的に導入している診療所では、上記に加えて看護師向けの指示受け用タブレット端末や、タブレット型問診システムなどの導入も始まっています。そのため、PCのモニターとキーボード、マウスがあるだけという診察室もあり、IT化は診察風景に変化をもたらしています。

電子カルテを導入した医師の声を集めてみると

 電子カルテを導入した診療所の院長にヒアリングしたところ、導入効果として次のような声をいただきます。

ITmedia マーケティング新着記事

news074.jpg

SDGsの取り組みが認知されると、生活者の7割が行動を起こす――電通PR調査
SDGsの認知率は約4割。前年比15.6ポイント増と大きく伸長しています。今企業が取るべきア...

news162.jpg

「中古品の購入・使用への抵抗感」が増加 コロナ禍の影響か――メルカリ調査
メルカリによる定点調査。利用者が増え続けるフリマアプリですが、コロナ禍の消費者心理...

news144.jpg

「BOTANIST」を生んだI-neが上場 強いブランドの秘密とは?(無料eBook)
「BOTANIST」運営のI-neが東京証券取引所マザーズに上場。テクノロジーとマーケティング...