iPadとクラウドの活用で変わる医療の未来【連載コラム】医療ITの現場から

2014年7月26日に東京にて「医療現場でもっと役立つiPadの活用方法」というイベントが開催され、医療現場でのiPadの活用事例や今後の方向性が報告された。その内容の一部を紹介しよう。

2014年08月14日 08時00分 公開
[大西大輔,メディキャスト]

関連キーワード

iPad | 医療IT | iOS


 厚生労働省は2010年、電子カルテの外部保存に関する通知を一部改正し、医療分野におけるクラウドコンピューティング(以下、クラウド)の活用を解禁しました。これにより診療録などをクラウドへ保存することが可能となりました。また、時を同じくして米Appleが「iPad」を発売し、タブレットが普及し始めました。この2つの出来事を境に医療分野におけるIT化は、これまでの「業務効率化を主体とした活用」から「コミュニケーションツールとしての活用」へと、新たなステージに移ったといえます。

医療分野のクラウド解禁がもたらした変化

 「医療分野におけるクラウド解禁」は、医療現場に以下の3つの変化をもたらしています。

ITmedia マーケティング新着記事

news136.png

ジェンダーレス消費の実態 男性向けメイクアップ需要が伸長
男性の間で美容に関する意識が高まりを見せています。カタリナ マーケティング ジャパン...

news098.jpg

イーロン・マスク氏がユーザーに問いかけた「Vine復活」は良いアイデアか?
イーロン・マスク氏は自身のXアカウントで、ショート動画サービス「Vine」を復活させるべ...

news048.jpg

ドコモとサイバーエージェントの共同出資会社がCookie非依存のターゲティング広告配信手法を開発
Prism Partnerは、NTTドコモが提供するファーストパーティデータの活用により、ドコモオ...