ビジネスとプライベートの2つの電話回線を1台のスマートフォンで使い分けることで、より業務の生産性が上がる――。Skype、Google Voiceなど、無料または50ドル程度で提供されている人気の通話アプリを紹介する。
ビジネスパーソンが複数の電話番号を持つのは理にかなっていることが多い。ビジネス用の電子メールアドレスとプライベートなコミュニケーション用のアドレスを持つのと同様だ。ワークライフバランスという点で、ビジネス用と個人用の電話番号(それぞれボイスメール機能付き)を持つことは、午後6時以降にかかってきた仕事の電話をボイスメールに直接転送したり、仕事時間中にかかってきたプライベートな電話の用件を後で確認したりする簡単な方法だ。また、アカウント管理や料金管理を容易にするのにも役立つ。
ここで問題。モバイルユーザーは追加の電話番号を手に入れて、1台の端末で2つの電話回線を使い分けることができるだろうか。
答えは、「できる」だ。
ユーザーが何を求めているか、何回電話をかけるかによって、そのコストは無料から月額50ドル以上まで幅がある。
追加の電話番号を提供するサービスの機能やオプションは多岐にわたる。一部のサービスは、追加番号の提供が主目的だ。「Google Voice」や「Skype」といったサービスでは、追加番号の提供は多くの機能の1つにすぎない。追加番号だけでなく、テキストメッセージやFAX、ビデオ通話といった関連オプションも提供するサービスも多い。
本稿では、こうした電話番号をユーザーに提供するサービスの一部を紹介する。これらの電話番号はあらゆる電話やスマートフォンからの着信を受けることができ、発信者側はこれらの番号に電話をかけるために別途必要なアプリやアカウントはない。だが、着信を受けるのにアプリやWebサイトへのアクセスが必要になるサービスもある。
※編注:現段階では日本国内の機能に制限のあるサービスが含まれる。
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