この通話技術は一般的に「HD Voice」と呼ばれており、「広帯域音声(Wideband Audio)」と呼ばれることもある。今使っているスマートフォンがHD Voiceに対応していなくても、次に使用する新しいスマートフォンは対応しているだろう。
HD Voiceはユーザーに、バックグラウンドノイズが軽減されたクリアで明瞭な通話エクスペリエンスを提供する。音質はSkypeのようなVoIPサービスと肩を並べる。HD Voiceサービスの提供に使われるLTE(Long Term Evolution)は、大手キャリアの4G(第4世代)ネットワークを支える携帯技術だ。
現在、ほとんどのスマートフォンの通話は、3Gと呼ばれることが多い旧来のCDMA技術で伝送されている。この技術は、ごく単純化すると、複数のトランスミッタが同時に1つのチャンネルでデータを送信する方式だ。キャリアはこの方式により、同じ周波数帯域で多数の顧客に対応できる。CDMAでは、端末ごとに固有のコードを割り当てることで、同じ周波数帯域を使用する顧客間の混信を防止できるからだ。
マーケティングDXをけん引するリーダーの役割
デジタルツールとデータを活用することで優れた顧客体験を提供するマーケティングDXの推...
コロナ禍で変化した採用トレンドとこれからの採用メディア戦略
デジタルシフトで新卒採用の在り方が変化しています。企業と接触するタイミングが早まり...
「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2022年7月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。