仮想サーバのキャパシティープランニング、よくある失敗例主要なキャパシティープランニングツールも紹介

サーバ1台に1つのアプリケーションしか稼働していない物理環境と違い、複数のワークロードを実行する仮想環境ではリソースの使用量や性能が安定しにくい。キャパシティープランニングのよくある失敗例をまとめた。

2014年04月14日 12時00分 公開
[Stephen J. Bigelow,TechTarget]

 サーバのアプリケーション負荷は常に変動しているため、サーバのキャパシティープランニングには経験と知識の両方が求められる。コンピューティングリソースとパフォーマンスを時間をかけて追跡し、リソースが不足する可能性を予測して対処する能力が必要となる。キャパシティープランニングの目標は、「各サーバが、必要なときに必要なリソースを確保できるようにすること」だ。ただし、キャパシティープランニングは非常に難しい取り組みであり、仮想サーバとなればなおさらだ。仮想サーバで発生し得る突発的な容量需要に対応するためには、仮想化対応ツールを使用すると同時に、適切な管理慣行を実践することが求められる。

仮想化がキャパシティープランニングを複雑に

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